石鼠五能一技を成さず
「石鼠五能一技を成さず」の意味・読み方を解説します。類句に「器用貧乏人宝」などがあります。
石鼠五能一技を成さず
せきそごのういちぎをなさず
| 言葉 | 石鼠五能一技を成さず |
|---|---|
| 読み方 | せきそごのういちぎをなさず |
| 意味 | 手が広いばかりで、どの道でも人に抜きん出るところまで行き着かない。「石鼠」はけらの別名で、この虫は空を行くことも土を掘ることも水を渡ることもできるが、五つ数え上げてどれも半端なまま終わっている。 |
| 出典 | 『荀子』 |
| 場面 | 才能・能力 / 役に立たない |
| 類句 | 器用貧乏人宝(きようびんぼうひとだから) |
| 多芸は無芸(たげいはむげい) | |
| 何でも来いに名人なし(なんでもこいにめいじんなし) | |
| 百芸は一芸の精しきに如かず(ひゃくげいはいちげいのくわしきにしかず) | |
| 螻蛄才(けらざい) | |
| 使用語彙 | 五 / 一 |
| 使用漢字 | 石 / 鼠 / 五 / 能 / 一 / 技 / 成 |
「石」を含むことわざ
- 朝寝八石の損(あさねはちこくのそん)
- 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
- 石、玉をつつみて山輝く(いし、たまをつつみてやまかがやく)
- 石臼を箸に刺す(いしうすをはしにさす)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
- 石で手を詰める(いしでてをつめる)
- 石に齧りついても(いしにかじりついても)
- 石に裃(いしにかみしも)
- 石に灸(いしにきゅう)
「鼠」を含むことわざ
- 頭の黒い鼠(あたまのくろいねずみ)
- 家に鼠、国に盗人(いえにねずみ、くににぬすびと)
- 偃鼠河に飲むも満腹に過ぎず(えんそかわにのむもまんぷくにすぎず)
- 窮鼠、猫を嚙む(きゅうそ、ねこをかむ)
- 国に盗人、家に鼠(くににぬすびと、いえにねずみ)
- 独楽鼠のよう(こまねずみのよう)
- 大山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
- ただの鼠ではない(ただのねずみではない)
- 黙り猫が鼠を捕る(だまりねこがねずみをとる)
- 時に遇えば鼠も虎になる(ときにあえばねずみもとらになる)
「五」を含むことわざ
- 会えば五厘の損がゆく(あえばごりんのそんがゆく)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 一升の餅に五升の取り粉(いっしょうのもちにごしょうのとりこ)
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 男は二十五の暁まで育つ(おとこはにじゅうごのあかつきまでそだつ)
- 堪忍五両、思案十両(かんにんごりょう、しあんじゅうりょう)
- 堪忍五両、負けて三両(かんにんごりょう、まけてさんりょう)
- 御意見五両、堪忍十両(ごいけんごりょう、かんにんじゅうりょう)
- 五月蕨は嫁に食わせるな(ごがつわらびはよめにくわせるな)
「能」を含むことわざ
- 一木大廈の崩るるを支うる能わず(いちぼくたいかのくずるるをささうるあたわず)
- 鸚鵡能く言えども飛鳥を離れず(おうむよくいえどもひちょうをはなれず)
- 癖ある馬に能あり(くせあるうまにのうあり)
- 効能書きの読めぬ所に効能あり(こうのうがきのよめぬところにこうのうあり)
- 駟馬も追う能わず(しばもおうあたわず)
- 猩猩能く言えども禽獣を離れず(しょうじょうよくいえどもきんじゅうをはなれず)
- 尺蚓堤を穿てば能く一邑を漂わす(せきいんつつみをうがてばよくいちゆうをただよわす)
- 多弁能なし(たべんのうなし)
- 敵は本能寺にあり(てきはほんのうじにあり)
- 能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
「技」を含むことわざ
- 石鼠五能一技を成さず(せきそごのういちぎをなさず)
- 屠竜の技(とりょうのぎ)
