座を見て法を説け
ことわざ「座を見て法を説け」の意味・読み方を解説します。
座を見て法を説け
ざをみてほうをとけ
| 言葉 | 座を見て法を説け |
|---|---|
| 読み方 | ざをみてほうをとけ |
| 意味 | その場の空気や、集まっている人たちの様子をよく見て、それに合った話し方やふるまいをせよということ。まわりとなじむよう気を配るのも大事だとする教え。
ここでの「座」は大勢が居並ぶ席を指し、「法を説く」は仏の教えを話して聞かせること。句をそのまま読めば、席の顔ぶれを見たうえで教えを説けと言っている。 聞き手に応じて説き方を工夫せよと教える人を見て法を説けや機に因りて法を説けと似た言葉。また、座を見て皿をねぶれの別の言い方として挙げる本もある。 |
| 例文 | 初めて顔を出す集まりでは、座を見て法を説けで、まず場の空気をつかんでから話題を選ぶようにしている。 |
| 場面 | 気配り / 世渡り |
| 使用漢字 | 座 / 見 / 法 / 説 |
「座」を含むことわざ
- 胡座で川(あぐらでかわ)
- 胡座をかく(あぐらをかく)
- 後釜に座る(あとがまにすわる)
- 居候角な座敷を丸く掃き(いそうろうかくなざしきをまるくはき)
- お座敷が掛かる(おざしきがかかる)
- 穏座の初物(おんざのはつもの)
- 客星御座を犯す(かくせいぎょざをおかす)
- 器量は当座の花(きりょうはとうざのはな)
- 煙る座敷には居られるが、睨む座敷には居られぬ(けむるざしきにはいられるが、にらむざしきにはいられぬ)
- 氷に座す(こおりにざす)
「見」を含むことわざ
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 青菜は男に見せな(あおなはおとこにみせな)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 足を重ねて立ち、目を仄てて見る(あしをかさねてたち、めをそばだててみる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 家鴨の火事見舞い(あひるのかじみまい)
- 甘く見る(あまくみる)
- 怪しきを見て怪しまざれば、怪しみ却って破る(あやしきをみてあやしまざれば、あやしみかえってやぶる)
- いい目を見る(いいめをみる)
「法」を含むことわざ
- 悪法もまた法なり(あくほうもまたほうなり)
- 命は法の宝(いのちはほうのたから)
- 置き酌失礼、持たぬが不調法(おきじゃくしつれい、もたぬがぶちょうほう)
- 固まり法華に徒党門徒(かたまりぼっけにととうもんと)
- 聞き取り法問(ききとりほうもん)
- 聞くは法楽(きくはほうらく)
- 機に因りて法を説け(きによりてほうをとけ)
- 行儀作法が人を作る(ぎょうぎさほうがひとをつくる)
- 国に入ってはまずその法を聞く(くににいってはまずそのほうをきく)
- 外法成就の者は子孫に伝わらず(げほうじょうじゅのものはしそんにつたわらず)
「説」を含むことわざ
- 女は己を説ぶ者のために容づくる(おんなはおのれをよろこぶもののためにかたちづくる)
- 機に因りて法を説け(きによりてほうをとけ)
- 釈迦に説法、孔子に悟道(しゃかにせっぽう、こうしにごどう)
- 事実は小説よりも奇なり(じじつはしょうせつよりもきなり)
- 談義説法は出家の生計(だんぎせっぽうはしゅっけのせいけい)
- 痴人の前に夢を説く(ちじんのまえにゆめをとく)
- 痴人夢を説く(ちじんゆめをとく)
- 人の短を道うこと無かれ、己の長を説くこと無かれ(ひとのたんをいうことなかれ、おのれのちょうをとくことなかれ)
- 人を見て法を説け(ひとをみてほうをとけ)
- 百日の説法、屁一つ(ひゃくにちのせっぽう、へひとつ)
