節供倒しは薬礼になる
「節供倒しは薬礼になる」の意味・読み方を解説します。類句に「怠け者の節句働き」などがあります。
節供倒しは薬礼になる
せっくだおしはやくれいになる
| 言葉 | 節供倒しは薬礼になる |
|---|---|
| 読み方 | せっくだおしはやくれいになる |
| 意味 | 周りが休む日は、仕事から離れて自分も一緒に休みなさいと勧める句。怠け者が、人の休む日に限って一人で働く姿をからかう折にも用いる。
節供の日に無理をして働いたところで、体を壊して医者の世話になり、せっかくの稼ぎも治療の支払いで残らない。そんな理屈である。 「節供」は季節の節目を祝う日で、昔は村じゅうが仕事を休んだ。「節供倒し」はその日に一人だけ精を出して働くことや、そうする人をいう。「薬礼」は診察や薬の代金として医者に渡すお金。よく似た句に怠け者の節句働きがある。 |
| 例文 | 連休まで出勤して寝込んだら、損をするのは自分だ。節供倒しは薬礼になると言うから、今日は工具を置いて家でゆっくりしよう。 |
| 場面 | 無駄骨折り / 休養 |
| 類句 | 怠け者の節句働き(なまけもののせっくばたらき) |
| 使用漢字 | 節 / 供 / 倒 / 薬 / 礼 |
「節」を含むことわざ
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- お節介を焼く(おせっかいをやく)
- 鰹節と砥石の借り入れはない(かつおぶしとといしのかりいれはない)
- 箕山の節(きざんのせつ)
- 時節の梅花春風を待たず(じせつのばいかしゅんぷうをまたず)
- 節季の風邪は買っても引け(せっきのかぜはかってもひけ)
- 節制は最良の薬なり(せっせいはさいりょうのくすりなり)
- 節を折る(せつをおる)
- 倉廩実ちて礼節を知る(そうりんみちてれいせつをしる)
- 怠け者の節句働き(なまけもののせっくばたらき)
「供」を含むことわざ
- 一粲に供する(いっさんにきょうする)
- 親と子供は銭金で買われぬ(おやとこどもはぜにかねでかわれぬ)
- 供養より施行(くようよりせぎょう)
- 子供隠された鬼子母神のよう(こどもかくされたきしぼじんのよう)
- 子供川端、火の用心(こどもかわばた、ひのようじん)
- 子供叱るな来た道だもの年寄り笑うな行く道だもの(こどもしかるなきたみちだものとしよりわらうなゆくみちだもの)
- 子供好きに子なし(こどもずきにこなし)
- 子供の喧嘩に親が出る(こどものけんかにおやがでる)
- 子供の使い(こどものつかい)
- 子供の根問い(こどものねどい)
「倒」を含むことわざ
- 一辺倒(いっぺんとう)
- 大阪の食い倒れ(おおさかのくいだおれ)
- 親方思いの主倒し(おやかたおもいのしゅたおし)
- 角を倒さぬ(かどをたおさぬ)
- 関東の食い倒れ、上方の着倒れ(かんとうのくいだおれ、かみがたのきだおれ)
- 看板倒れ(かんばんだおれ)
- 京の着倒れ(きょうのきだおれ)
- 京の着倒れ、大坂の食い倒れ(きょうのきだおれ、おおさかのくいだおれ)
- 狂瀾を既倒に廻らす(きょうらんをきとうにめぐらす)
- 食うに倒れず病むに倒れる(くうにたおれずやむにたおれる)
「薬」を含むことわざ
- 青葉は目の薬(あおばはめのくすり)
- 朝観音に夕薬師(あさかんのんにゆうやくし)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- いい薬になる(いいくすりになる)
- 医者の薬も匙加減(いしゃのくすりもさじかげん)
- 一に看病、二に薬(いちにかんびょう、ににくすり)
- 生まれたあとの早め薬(うまれたあとのはやめぐすり)
- 大きい薬缶は沸きが遅い(おおきいやかんはわきがおそい)
- 苦言は薬なり、甘言は疾なり(くげんはくすりなり、かんげんはやまいなり)
- 薬師は人を殺せど薬人を殺さず(くすしはひとをころせどくすりひとをころさず)
