「掻」を含む故事・ことわざ・慣用句
「掻」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
顎で背中を掻く(あごでせなかをかく)
到底不可能なこと、または実現できないことのたとえ。 自分の顎で自分の背中を掻くことは不可能であることから。
頭掻くか字を書くか(あたまかくかじをかくか)
文字を書くのが苦手な者が、字を書かなければならくなり、困り果てている様子をからかっていう言葉。「搔く」と「書く」は語呂をあわせ。
鴨の水掻き(かものみずかき)
気楽そうに見えても、人知れぬ苦労があることのたとえ。のんびりと浮かんでいるように見える鴨も、水の中では絶えず足で水を掻いていることから。
芥子は気短に掻かせろ(からしはきみじかにかかせろ)
からしは手早くかかないと辛みがぬけるので、気の短い者に勢いよくかかせろということ。
知ったか振りの恥掻き(しったかぶりのはじかき)
本当は知らないのに、いかにも知っているようなそぶりをすると大恥を搔くということ。
杓子は耳掻きにならず(しゃくしはみみかきにならず)
大きいものが、必ずしも小さいものの代わりのなるとはかぎらないことのたとえ。形が似ていても、杓子は大きすぎて耳かきには使えないということから。
損して恥掻く(そんしてはじかく)
損をしたうえにさらに恥までかいて、さんざんな目に遭うことのたとえ。
大海を耳掻きで測る(たいかいをみみかきではかる)
とても大きな問題に対して、自分の小さな力や考えで判断しようとするたとえ。広い海の水を耳搔きで汲んではかろうとすることから。
旅の恥は掻き捨て(たびのはじはかきすて)
旅先では知人もいないので、いつもなら恥ずかしいと思うようなことをしても平気だということ。
敵もさる者引っ掻くもの(てきもさるものひっかくもの)
相手の強さや実力などを認めるときに使う言葉。 「さる者(然る者)」は、なかなかの人物という意味。 さる者の「さる」に引っ搔く猿(さる)をかけた言葉。 単に「敵もさる者」ともいう。
寝首を掻く(ねくびをかく)
相手が油断している隙に不意をついて陥れることのたとえ。 ぐっすり寝ている人の首を切るとの意から。
恥と頭は掻き次第(はじとあたまはかきしだい)
どんなに恥をかいてもいっこうに平気で、恥ずかしいことを続けていくこと。自由に頭を搔くように、恥をかき続けてもまるで気にしないことから。
恥の掻き上げ(はじのかきあげ)
恥をかいた上にさらに恥をかくこと。 「恥の上書き」「恥の掻き上げ」「恥の恥」ともいう。
恥を知らねば恥掻かず(はじをしらねばはじかかず)
恥を恥と思わない者は、どんなに恥ずかしいことも平気でやる。恥を知らないことこそ、真の恥だということ。
欲を掻く(よくをかく)
必要以上に欲を出すこと。
