「星」を含む故事・ことわざ・慣用句
「星」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
甲斐なき星が夜を明かす(かいなきほしがよをあかす)
勝ち星を拾う(かちぼしをひろう)
勝てそうになかった勝負などで、運よく勝利を得ること。
巨星墜つ(きょせいおつ)
偉大な人物が死ぬことのたとえ。「巨星」は、輝かしい業績をあげた偉大な人物の意。
綺羅星の如し(きらぼしのごとし)
立派な人や明るいものが、ずらりと並ぶ様子のたとえ。「綺羅、星の如し」からできた語で、「綺羅」は、美しい衣服の意。転じて、外見が華やかなこと、栄華をきわめること。本来「綺羅と星と」と、美しいものを列挙した語が、のちに誤って「綺羅星」と一語化された語になった。
竿竹で星を打つ(さおだけでほしをうつ)
不可能なことをしようとする愚かさのたとえ。また、思うところに手が届かないもどかしさのたとえ 竿竹で天にある星を打ち落とすとの意から。
白星を拾う(しろぼしをひろう)
勝てそうになかった勝負などで、運よく勝利を得ること。
彗星の如く(すいせいのごとく)
何の前触れもなく、いきなり現れて注目を集めること。
図星を指す(ずぼしをさす)
相手が隠していることや弱点などを推測して当てること。 「図星」は弓道の的の中心の点のこと。転じて、核心となる部分や急所などのたとえ。
名のない星は宵から出る(なのないほしはよいからでる)
最初に出て来るものに、たいしたものはないというたとえ。また、心待ちにしている人は現れず、待ってもいない者が早々にやって来ることのたとえ。
星が割れる(ほしがわれる)
犯人が分かること。 「星」は犯人や容疑者の別称。
星を挙げる(ほしをあげる)
犯人や容疑者を逮捕すること。 「星」は犯人や容疑者の別称。
星を戴いて出で、星を戴いて帰る(ほしをいただいていで、ほしをいただいてかえる)
朝早くから夜遅くまで仕事に励むことのたとえ。まだ星の見える早朝に家を出て、夜空に星がきらめく頃に帰るということから。
星を稼ぐ(ほしをかせぐ)
成績をよくすること。点数を稼ぐこと。
星を数うる如し(ほしをかぞうるごとし)
限りのないこと、できるはずのないことのたとえ。
星を分ける(ほしをわける)
勝負などで勝ちと負けの数が同じになること。
目星が付く(めぼしがつく)
大体の目当てを付けること。
目星を付ける(めぼしをつける)
大体の目当てを付けること。
我が上の星は見えぬ(わがうえのほしはみえぬ)
誰にも自分の運命はわからないということ。「星」は運命の意。