物盛んなれば即ち衰うとは
物盛んなれば即ち衰う
ものさかんなればすなわちおとろう
言葉 | 物盛んなれば即ち衰う |
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読み方 | ものさかんなればすなわちおとろう |
意味 | 何事も盛りに達したら必ず衰え始める。いつまでも盛んな時は続かないということ。 |
類句 | 月満つれば則ち虧く(つきみつればすなわちかく) |
大吉は凶に還る(だいきちはきょうにかえる) | |
使用語彙 | 盛ん |
使用漢字 | 物 / 盛 / 即 / 衰 |
「物」を含むことわざ
- 呆れて物が言えない(あきれてものがいえない)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 預かり物は半分の主(あずかりものははんぶんのぬし)
- 預かる物は半分の主(あずかるものははんぶんのぬし)
- 阿堵物(あとぶつ)
- 甘い物に蟻がつく(あまいものにありがつく)
- 余り物には福がある(あまりものにはふくがある)
- 合わせ物は離れ物(あわせものははなれもの)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 命あっての物種(いのちあってのものだね)
- いらぬ物も三年立てば用に立つ(いらぬものもさんねんたてばようにたつ)
- 歌物語の歌忘れ(うたものがたりのうたわすれ)
- 旨い物食わす人に油断すな(うまいものくわすひとにゆだんすな)
- 旨い物は小人数(うまいものはこにんずう)
- 旨い物は宵に食え(うまいものはよいにくえ)
- 海の物とも山の物ともつかぬ(うみのものともやまのものともつかぬ)
- 売り物には花を飾れ(うりものにははなをかざれ)
- 沖な物あて(おきなものあて)
- 奥歯に物が挟まったよう(おくばにものがはさまったよう)
- 奥歯に物が挟まる(おくばにものがはさまる)
- お手の物(おてのもの)
- 落とした物は拾い徳(おとしたものはひろいどく)
- カイザルの物はカイザルに(かいざるのものはかいざるに)
- 書いた物が物を言う(かいたものがものをいう)
- カエサルの物はカエサルに(かえさるのものはかえさるに)
- 貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる(かしたものはわすれぬがかりたものはわすれる)
- 金が物言う(かねがものいう)
- 金は浮き物(かねはうきもの)
「盛」を含むことわざ
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- 新しい酒は新しい革袋に盛れ(あたらしいさけはあたらしいかわぶくろにもれ)
- 新しい酒を古い革袋に盛る(あたらしいさけをふるいかわぶくろにもる)
- 一服盛る(いっぷくもる)
- 盛りがつく(さかりがつく)
- 擂り粉木で芋を盛る(すりこぎでいもをもる)
- 盛年重ねて来らず(せいねんかさねてきたらず)
- 総領の十五は貧乏の世盛り(そうりょうのじゅうごはびんぼうのよざかり)
- 蕎麦の花も一盛り(そばのはなもひとさかり)
- 高みに土盛る(たかみにつちもる)
- 女房に惚れてお家繁盛(にょうぼうにほれておいえはんじょう)
- 塗り箸で芋を盛る(ぬりばしでいもをもる)
- 花一時、人一盛り(はないっとき、ひとひとさかり)
- 繁盛の地に草生えず(はんじょうのちにくさはえず)
- 人盛んにして神祟らず(ひとさかんにしてかみたたらず)
- 人一盛り(ひとひとさかり)
「即」を含むことわざ
- 色即是空、空即是色(しきそくぜくう、くうそくぜしき)
- 即時一杯の酒(そくじいっぱいのさけ)
- 即かず離れず(つかずはなれず)
- 物盛んなれば即ち衰う(ものさかんなればすなわちおとろう)
「衰」を含むことわざ
- 物盛んなれば即ち衰う(ものさかんなればすなわちおとろう)