月満つれば則ち虧くとは
月満つれば則ち虧く
つきみつればすなわちかく
言葉 | 月満つれば則ち虧く |
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読み方 | つきみつればすなわちかく |
意味 | 何事も頂点に達したあとは、必ず衰え始めるというたとえ。
月は満月のあと徐々に欠けていくことから。 「満つれば虧く」ともいう。 |
出典 | 『史記』 |
異形 | 満つれば虧く(みつればかく) |
盈つれば虧く(みつればかく) | |
使用語彙 | 則ち |
使用漢字 | 月 / 満 / 則 / 虧 / 盈 |
「月」を含むことわざ
- 明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
- 後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
- 雨夜の月(あまよのつき)
- Rの字のない月に牡蠣を食べるな(あーるのじのないつきにかきをたべるな)
- Rのない月の牡蠣はよくない(あーるのないつきのかきはよくない)
- いつも月夜に米の飯(いつもつきよにこめのめし)
- 英雄、閑日月あり(えいゆう、かんじつげつあり)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 猿猴が月(えんこうがつき)
- 猿猴が月を取る(えんこうがつきをとる)
「満」を含むことわざ
- 意に満たない(いにみたない)
- 山雨来らんとして風楼に満つ(さんうきたらんとしてかぜろうにみつ)
- 山雨来らんと欲して風楼に満つ(さんうきたらんとほっしてかぜろうにみつ)
- 月落ち烏啼いて霜天に満つ(つきおちからすないてしもてんにみつ)
- 満更でもない(まんざらでもない)
- 満は損を招く(まんはそんをまねく)
- 満面朱を注ぐ(まんめんしゅをそそぐ)
- 満を持す(まんをじす)
「則」を含むことわざ
- 過ちては則ち改むるに憚ること勿れ(あやまちてはすなわちあらたむるにはばかることなかれ)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 尽く書を信ずれば則ち書無きに如かず(ことごとくしょをしんずればすなわちしょなきにしかず)
- 先んずれば則ち人を制す(さきんずればすなわちひとをせいす)
- 根浅ければ則ち末短く、本傷るれば則ち枝枯る(ねあさければすなわちすえみじかく、もとやぶるればすなわちえだかる)
- 人衆ければ則ち狼を食らう(ひとおおければすなわちおおかみをくらう)
- 兵強ければ則ち滅ぶ(へいつよければすなわちほろぶ)
- 学びて思わざれば則ち罔し(まなびておもわざればすなわちくらし)
- 例外のない規則はない(れいがいのないきそくはない)
「虧」を含むことわざ
- 九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)
- 月満つれば則ち虧く(つきみつればすなわちかく)
- 満つれば虧く(みつればかく)
- 盈つれば虧く(みつればかく)
「盈」を含むことわざ
- 盈つれば虧く(みつればかく)