借家栄えて母屋倒れる
ことわざ「借家栄えて母屋倒れる」の意味・読み方・異形などを解説します。
借家栄えて母屋倒れる
しゃくやさかえておもやたおれる
| 言葉 | 借家栄えて母屋倒れる |
|---|---|
| 読み方 | しゃくやさかえておもやたおれる |
| 意味 | 手を差しのべて助けてやった側が落ちぶれ、助けてもらった側が逆に栄えるたとえ。
「借家」は人が借りて住む家、「母屋」は屋敷の中心となる建物で、ここでは家を貸している側の住まいのこと。借り手の家はにぎわうのに、貸し手の母屋は倒れるありさまを表す。 貸した側が損をする点で、庇を貸して母屋を取られるや軒を貸して母屋を取られると通い合う。 |
| 例文 | 借家栄えて母屋倒れるで、のれん分けを許した弟子の店が繁盛するいっぽう、親方の店は客足が遠のいてしまった。 |
| 異形 | 借家栄えて母屋倒る(しゃくやさかえておもやたおる) |
| 場面 | 恩を仇で返す / 衰える |
| 使用語彙 | 借家 / 母屋 / 倒れる |
| 使用漢字 | 借 / 家 / 栄 / 母 / 屋 / 倒 |
「借」を含むことわざ
- 有りそうで無いのが金、無さそうで有るのが借金(ありそうでないのがかね、なさそうであるのがしゃっきん)
- 有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね)
- 負わず借らずに子三人(おわずからずにこさんにん)
- 貸し借りは他人(かしかりはたにん)
- 貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる(かしたものはわすれぬがかりたものはわすれる)
- 敵の前より借金の前(かたきのまえよりしゃっきんのまえ)
- 鰹節と砥石の借り入れはない(かつおぶしとといしのかりいれはない)
- 糧を敵に借る(かてをてきにかる)
- 金の貸し借り不和の基(かねのかしかりふわのもと)
- 金の価値を知りたければ金を借りてみよ(かねのかちをしりたければかねをかりてみよ)
「家」を含むことわざ
- 空き家で声嗄らす(あきやでこえからす)
- 空き家の雪隠(あきやのせっちん)
- 家鴨の火事見舞い(あひるのかじみまい)
- 家鴨の脚絆(あひるのきゃはん)
- 家鴨も鴨の気位(あひるもかものきぐらい)
- 家売れば釘の価(いえうればくぎのあたい)
- 家柄より芋茎(いえがらよりいもがら)
- 家給し人足る(いえきゅうしひとたる)
- 家に杖つく(いえにつえつく)
- 家に無くてならぬものは上がり框と女房(いえになくてならぬものはあがりがまちとにょうぼう)
「栄」を含むことわざ
- 衣錦の栄(いきんのえい)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 市が栄えた(いちがさかえた)
- 一期栄えた(いちごさかえた)
- 栄華有る者は必ず憔悴あり(えいがあるものはかならずしょうすいあり)
- 栄華の夢(えいがのゆめ)
- 栄耀に餅の皮を剝く(えようにもちのかわをむく)
- 槿花一日の栄(きんかいちじつのえい)
- 口に栄耀身に奢り(くちにえようみにおごり)
- 枯木栄を発す(こぼくえいをはっす)
「母」を含むことわざ
- 愛立てないは祖母育ち(あいだてないはばばそだち)
- 雨は花の父母(あめははなのふぼ)
- お乳母日傘(おうばひがさ)
- 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
- 勤勉は成功の母(きんべんはせいこうのはは)
- 水母の風向かい(くらげのかぜむかい)
- 水母の行列(くらげのぎょうれつ)
- 水母の骨(くらげのほね)
- 経験は知恵の父記憶の母(けいけんはちえのちちきおくのはは)
- 甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀(こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと)
「屋」を含むことわざ
- 明後日紺屋に今晩鍛冶屋(あさってこうやにこんばんかじや)
- 鋳掛け屋の天秤棒(いかけやのてんびんぼう)
- 伊勢は津で持つ津は伊勢で持つ尾張名古屋は城で持つ(いせはつでもつつはいせでもつおわりなごやはしろでもつ)
- 植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
- 産屋の風邪は一生つく(うぶやのかぜはいっしょうつく)
- 屋烏の愛(おくうのあい)
- 屋下に屋を架す(おくかにおくをかす)
- 屋上、屋を架す(おくじょう、おくをかす)
- 屋漏に愧じず(おくろうにはじず)
- 風が吹けば桶屋が儲かる(かぜがふけばおけやがもうかる)
