膏血を絞るについて
膏血を絞る
こうけつをしぼる

言葉 | 膏血を絞る |
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読み方 | こうけつをしぼる |
意味 | 人が苦労して得たものを取り上げること。重税を取り立てることのたとえ。「膏血」は人の油と血の意で、苦労して得た利益のたとえ。 |
出典 | - |
使用されている漢字
「膏」を含むことわざ
膏血を絞る(こうけつをしぼる)
病膏肓に入る(やまいこうこうにいる)
道楽や趣味などに熱中して、手がつけられなくなることのたとえ。「膏」は心臓の下、「肓」は横隔膜の上の部分で、ともに治療が難しい箇所といわれる。病気がついに膏肓に至ったということから、元来は病気が重くなり治る見込みがなくなったという意。
理屈と膏薬はどこへでも付く(りくつとこうやくはどこへでもつく)
体のどこにでも付く膏薬のように、理屈はつけようと思えば、どんなことにでも、もっともらしくつけられるということ。
「血」を含むことわざ
頭に血が上る(あたまにちがのぼる)
感情がたかぶって冷静な判断ができなくなる。かっとなる。
生き血を吸う(いきちをすう)
情け容赦なく、他人のものを取り上げること。 「生き血をすする」とも。
血相を変える(けっそうをかえる)
怒ったり驚いたりして、顔色や顔の表情を変えること。 「血相」は、顔色や顔の表情のこと。
血涙を絞る(けつるいをしぼる)
悲しみや憤りのあまりに涙を流す。
血路を開く(けつろをひらく)
困難な状況から抜け出す方法を見つけること。 敵の包囲を破って逃れるとの意から。
心血を注ぐ(しんけつをそそぐ)
全力で取り組むこと。