昨日の花は今日の夢
ことわざ「昨日の花は今日の夢」の意味・読み方・異形などを解説します。
昨日の花は今日の夢
きのうのはなはきょうのゆめ
| 言葉 | 昨日の花は今日の夢 |
|---|---|
| 読み方 | きのうのはなはきょうのゆめ |
| 意味 | 昨日はあれほど美しく咲きほこっていた花も、今日になるともう散ってしまい、咲いていた姿はまるで夢で見たものだったかと思えてくる。人の暮らしや世のありさまも、それと同じく短い間にがらりと変わってしまい、同じままずっと続くものはないのだということのたとえ。
「夢」の代わりに、散った花を塵(細かいごみ)に見立てて「昨日の花は今日の塵」とも言う。 世の中の変わりやすさを言う同じたぐいの句に、昨日の淵は今日の瀬がある。 |
| 例文 | 去年まであれほど人気のあったお笑い芸人を、今ではテレビでほとんど見かけなくなり、まさに昨日の花は今日の夢だと感じる。 |
| 異形 | 昨日の花は今日の塵(きのうのはなはきょうのちり) |
| 場面 | 世の儚さ / 変化する |
| 使用漢字 | 昨 / 日 / 花 / 今 / 夢 / 塵 |
「昨」を含むことわざ
- 一昨日来い(おとといこい)
- 昨日の今日(きのうのきょう)
- 昨日の襤褸、今日の錦(きのうのつづれ、きょうのにしき)
- 昨日の敵は今日の友(きのうのてきはきょうのとも)
- 昨日の友は今日の敵(きのうのともはきょうのてき)
- 昨日の淵は今日の瀬(きのうのふちはきょうのせ)
- 昨日は昨日、今日は今日(きのうはきのう、きょうはきょう)
- 昨日は今日の昔(きのうはきょうのむかし)
- 昨日は人の身、今日は我が身(きのうはひとのみ、きょうはわがみ)
- 昨日は嫁、今日は姑(きのうはよめ、きょうはしゅうとめ)
「日」を含むことわざ
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる(あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる)
- 秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
- 秋日和半作(あきびよりはんさく)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 明けた日は暮れる(あけたひはくれる)
- 明後日紺屋に今晩鍛冶屋(あさってこうやにこんばんかじや)
- 明後日の方(あさってのほう)
- 朝日が西から出る(あさひがにしからでる)
「花」を含むことわざ
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- 徒花に実は生らぬ(あだばなにみはならぬ)
- 雨は花の父母(あめははなのふぼ)
- 石に花咲く(いしにはなさく)
- 一輪咲いても花は花(いちりんさいてもはなははな)
- 炒り豆に花が咲く(いりまめにはながさく)
- 言わぬが花(いわぬがはな)
- 隠逸花(いんいつか)
- 美しい花には棘がある(うつくしいはなにはとげがある)
「今」を含むことわざ
- 明後日紺屋に今晩鍛冶屋(あさってこうやにこんばんかじや)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 謂う勿れ、今日学ばずして来日ありと(いうなかれ、こんにちまなばずしてらいじつありと)
- 言うまいと思えど今朝の寒さかな(いうまいとおもえどけさのさむさかな)
- 医者の只今(いしゃのただいま)
- 今か今か(いまかいまか)
- 今でこそ(いまでこそ)
- 今泣いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 今に始まったことではない(いまにはじまったことではない)
「夢」を含むことわざ
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 浮世は夢(うきよはゆめ)
- 栄華の夢(えいがのゆめ)
- 往時渺茫としてすべて夢に似たり(おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり)
- 邯鄲の夢(かんたんのゆめ)
- 京の夢、大阪の夢(きょうのゆめ、おおさかのゆめ)
- 槿花一朝の夢(きんかいっちょうのゆめ)
- 胡蝶の夢(こちょうのゆめ)
- 聖人に夢なし(せいじんにゆめなし)
- 痴人の前に夢を説く(ちじんのまえにゆめをとく)
