曽参、人を殺すとは
曽参、人を殺す
そうしん、ひとをころす
言葉 | 曽参、人を殺す |
---|---|
読み方 | そうしん、ひとをころす |
意味 | 嘘も繰り返して言われると、それを信じてしまうというたとえ。
「曽参」は親孝行で名高い孔子の弟子。 ある時、「曽参が人を殺した」との誤報を曽参の母に告げたが信じなかった。しかし、三人から同じ事を告げられた時、ついに曽参の母は織りかけの機をほうり投げ走り出したという故事から。 |
出典 | 『戦国策』秦策 |
場面用途 | 嘘・偽り |
類句 | 三人、虎を成す |
三人、市虎を成す(さんにん、しこをなす) | |
市に虎あり | |
使用語彙 | 人 |
使用漢字 | 曽 / 参 / 人 / 殺 |
「曽」を含むことわざ
- 曽参、人を殺す(そうしん、ひとをころす)
「参」を含むことわざ
- 蟻の熊野参り(ありのくまのまいり)
- 一本参る(いっぽんまいる)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 他人の念仏で極楽参り(たにんのねんぶつでごくらくまいり)
- 人参飲んで首縊る(にんじんのんでくびくくる)
- 仏もなき堂へ参る(ほとけもなきどうへまいる)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
- 悪人あればこそ善人も顕る(あくにんあればこそぜんにんもあらわる)