立つ鳥、跡を濁さずとは
立つ鳥、跡を濁さず
たつとり、あとをにごさず
言葉 | 立つ鳥、跡を濁さず |
---|---|
読み方 | たつとり、あとをにごさず |
意味 | 立ち去る者は、後始末をきちんとしなければならないということ。また、引き際が潔いことのたとえ。水鳥は飛び立ったあとの水を濁さずに飛び去ることから。
「飛ぶ鳥、跡を濁さず」「鳥は立てども跡を濁さず」ともいう。 |
異形 | 飛ぶ鳥、跡を濁さず(とぶとり、あとをにごさず) |
鳥は立てども跡を濁さず(とりはたてどもあとをにごさず) | |
使用語彙 | 鳥 |
使用漢字 | 立 / 鳥 / 跡 / 濁 / 飛 |
「立」を含むことわざ
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにはとはたてられぬ)
- 愛立てないは祖母育ち(あいだてないはばばそだち)
- 間に立つ(あいだにたつ)
- 青筋を立てる(あおすじをたてる)
- 証が立つ(あかしがたつ)
- 証を立てる(あかしをたてる)
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
「鳥」を含むことわざ
- 青い鳥(あおいとり)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足元から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足許から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ)
- あだし野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 仇野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 仇野の露、鳥部野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 徒野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 徒野の露、鳥部野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
「跡」を含むことわざ
- 跡を追う(あとをおう)
- 跡を晦ます(あとをくらます)
- 跡を絶たない(あとをたたない)
- 跡を濁す(あとをにごす)
- 往に跡へ行くとも死に跡へ行くな(いにあとへゆくともしにあとへゆくな)
- 去り跡へ行くとも死に跡へ行くな(さりあとへゆくともしにあとへゆくな)
- 団子隠そうより跡隠せ(だんごかくそうよりあとかくせ)