皇天親無く惟徳を是輔く

ことわざ「皇天親無く惟徳を是輔く」の意味・読み方を解説します。

言葉皇天親無く惟徳を是輔く
読み方こうてんしんなくただとくをこれたすく
意味天は、だれか特定の人をひいきして目をかけることはない。天が力を貸すのは、ただ正しい行いを重ねて、徳をそなえるようになった人だけである。
「皇天」は、天を敬った呼び名。「親無く」は、特に親しくしている相手を持たないこと、「惟徳を是輔く」は、徳をそなえた者にかぎって手を貸すこと。
『書経』の蔡仲之命にある言葉で、周の王が、罪を問われた蔡叔の子である蔡仲を蔡の国の君主に任じるときに、言い聞かせた戒めの一節。原文ではこのあと、民の心も一つの相手にいつまでも従うわけではなく、恵みを与える者になついていく、という句が続く。
似た考えを述べた言葉に、『老子』の「天道無親」がある。
例文祖父は「皇天親無く惟徳を是輔くというだろう。運に頼らず、正しい行いを積み重ねなさい」と、よく私に言っていた。
出典『書経』蔡仲之命
場面行いの報いを受ける / 公平 / 神
使用漢字皇 / 天 / 親 / 無 / 惟 / 徳 / 是 / 輔

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