秋の鹿は笛に寄るとは
秋の鹿は笛に寄る
あきのしかはふえによる
言葉 | 秋の鹿は笛に寄る |
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読み方 | あきのしかはふえによる |
意味 | 恋のために身を滅ぼすことのたとえ。また、弱みにつけこまれて危険な目に遭うことのたとえ。秋の発情期、雌鹿の鳴き声に似た笛に雄鹿がおびき寄せられて、人間に捕らえられることから。 |
類句 | 妻恋う鹿は笛に寄る |
笛に寄る鹿は妻を恋う | |
使用語彙 | 鹿 / 寄る |
使用漢字 | 秋 / 鹿 / 笛 / 寄 |
「秋」を含むことわざ
- 秋荒れ半作(あきあれはんさく)
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 秋高く馬肥ゆ(あきたかくうまこゆ)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 秋の扇(あきのおうぎ)
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる(あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる)
- 秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 秋日和半作(あきびよりはんさく)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 男心と秋の空(おとこごころとあきのそら)
- 男心と秋の空は一夜に七度変わる(おとこごころとあきのそらはいちやにななたびかわる)
- 女心と秋の空(おんなごころとあきのそら)
- 危急存亡の秋(ききゅうそんぼうのとき)
- 秋毫(しゅうごう)
- 秋波(しゅうは)
- 秋波を送る(しゅうはをおくる)
- 春秋高し(しゅんじゅうたかし)
- 春秋に富む(しゅんじゅうにとむ)
- 春秋の筆法(しゅんじゅうのひっぽう)
- 天高く馬肥ゆる秋(てんたかくうまこゆるあき)
- 物言えば唇寒し秋の風(ものいえばくちびるさむしあきのかぜ)
「鹿」を含むことわざ
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 馬を鹿(うまをしか)
- 親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか)
- 鹿島立ち(かしまだち)
- 火事場の馬鹿力(かじばのばかぢから)
- 金があれば馬鹿も旦那(かねがあればばかもだんな)
- 空世辞は馬鹿を嬉しがらせる(からせじはばかをうれしがらせる)
- 下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の開けっ放し(げすのいっすん、のろまのさんずん、ばかのあけっぱなし)
- 桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿(さくらおるばか、かきおらぬばか)
- 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿(さくらきるばか、うめきらぬばか)
- 鹿の角を蜂が刺す(しかのつのをはちがさす)
- 鹿を馬(しかをうま)
- 鹿を逐う(しかをおう)
- 鹿を逐う者は山を見ず(しかをおうものはやまをみず)
- 鹿を指して馬と言う(しかをさしてうまという)
- 鹿を指して馬となす(しかをさしてうまとなす)
- 正直者が馬鹿を見る(しょうじきものがばかをみる)
- 自慢高慢、馬鹿のうち(じまんこうまん、ばかのうち)
- 先生と言われるほどの馬鹿でなし(せんせいといわれるほどのばかでなし)
- 逐鹿(ちくろく)
- 中原に鹿を逐う(ちゅうげんにしかをおう)
- 釣りする馬鹿に見る阿呆(つりするばかにみるあほう)
- 馬鹿があればこそ利口が引き立つ(ばかがあればこそりこうがひきたつ)
- 馬鹿と暗闇おっかない(ばかとくらやみおっかない)
- 馬鹿と煙は高いところへ上る(ばかとけむりはたかいところへのぼる)
- 馬鹿と子供には勝てぬ(ばかとこどもにはかてぬ)
- 馬鹿と鋏は使いよう(ばかとはさみはつかいよう)
- 馬鹿な子ほど可愛い(ばかなこほどかわいい)
- 馬鹿にする(ばかにする)
「笛」を含むことわざ
- 秋の鹿は笛に寄る(あきのしかはふえによる)
- 事がな笛吹かん(ことがなふえふかん)
- 笛吹けども踊らず(ふえふけどもおどらず)
「寄」を含むことわざ
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 足下にも寄りつけない(あしもとにもよりつけない)
- 足下へも寄り付けない(あしもとへもよりつけない)
- 足元へも寄り付けない(あしもとへもよりつけない)
- 言い寄る(いいよる)
- 思いも寄らない(おもいもよらない)
- 思いを寄せる(おもいをよせる)
- 女三人寄れば姦しい(おんなさんにんよればかしましい)
- 君子、危うきに近寄らず(くんし、あやうきにちかよらず)
- 心を寄せる(こころをよせる)
- 子供叱るな来た道だもの年寄り笑うな行く道だもの(こどもしかるなきたみちだものとしよりわらうなゆくみちだもの)
- 三人寄れば姦しい(さんにんよればかしましい)
- 三人寄れば公界(さんにんよればくがい)
- 三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)
- 親戚の泣き寄り(しんせきのなきより)
- 親は泣き寄り、他人は食い寄り(しんはなきより、たにんはくいより)
- 擂り粉木棒の年寄り(すりこぎぼうのとしより)
- 生は寄なり死は帰なり(せいはきなりしはきなり)
- 立ち寄らば大木の陰(たちよらばおおきのかげ)
- 立ち寄らば大樹の陰(たちよらばたいじゅのかげ)
- 他人は食い寄り(たにんはくいより)
- 年は寄れども心は寄らぬ(としはよれどもこころはよらぬ)
- 年寄りて達者なものは口ばかり(としよりてたっしゃなものはくちばかり)
- 年寄りと釘頭は引っ込むが良し(としよりとくぎがしらはひっこむがよし)
- 年寄りの言うことと牛の鞦は外れない(としよりのいうこととうしのしりがいははずれない)
- 年寄りの達者、春の雪(としよりのたっしゃ、はるのゆき)
- 年寄りの冷や水(としよりのひやみず)
- 年寄りの昔話(としよりのむかしばなし)
- 年寄りの物忘れ、若者の無分別(としよりのものわすれ、わかもののむふんべつ)