「関」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 15 件
「関」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
一夫関に当たれば万夫も開くなし(いっぷかんにあたればばんぷもひらくなし)
地形がきわめて険しく、守備が固い場所のこと。 たった一人が関所を守っていれば、万人の兵が攻めても突破できないとの意から。
函谷関の鶏鳴(かんこくかんのけいめい)
取るに足らぬと見えた芸が、いざというときに窮地を破ること。 斉の孟嘗君が秦を脱して函谷関にたどり着いたが、門は一番鶏が鳴くまで開かない。供の一人が鶏の声を真似て門を開かせ、追手を振り切ったという故事から。 どんな芸でも抱えておけば助けになるという意にも、とっさの機転で難を逃れる意にも使う。
機関銃のように(きかんじゅうのように)
引き金を引いたきり弾の止まらない銃さながらに、切れ目なく言葉を繰り出すさま。受け手が言い返す番はいつまでも回ってこない。
口には関所がない(くちにはせきしょがない)
人の口から出る言葉をさまたげる関所はない。だから何を言っても自由だというたとえ。
光陰に関守なし(こういんにせきもりなし)
月日がとどまることなく、過ぎていくことのたとえ。 「光」は日、「陰」は月、「関守」は関所の番人。 月日の流れをとめる番人などいないということ。
沽券に関わる(こけんにかかわる)
品位や体面にさしさわることをいう。「沽券」は、土地や家の売買契約の証文のこと。転じて、体面の意。
死活に関わる(しかつにかかわる)
生きるか死ぬかというほどに重大であること。
関ヶ原(せきがはら)
勝敗や運命が決まる大事な戦いや場面のたとえ。岐阜県南西端の地名で、ここで慶長五年(1600年)に石田三成らの西軍と徳川家康の東軍が天下を争って戦ったことから。
関の山(せきのやま)
物事がうまく進んだ場合でも、これ以上はできないという限度。せいぜい。
大軍に関所なし(たいぐんにせきしょなし)
勢いに乗った多数を相手にしては、どんな備えも歯止めにならないということ。 「関所」は街道の要所に置かれて人の出入りを検めた番所で、一人二人なら押しとどめられても、軍勢が繰り出せばそのまま押し通られてしまう。
月日に関守なし(つきひにせきもりなし)
行く年月をせき止める役目の者はどこにもいない。 通り過ぎるにまかせるほかなく、気づけば遠くまで来ている。
亭主関白の位(ていしゅかんぱくのくらい)
家庭の中で夫が非常にいばっていること、また絶大な権威をもっていることのたとえ。 一家の主人が関白と同じ位にあるかのような権威をもっているとの意から。 「関白」は、昔、天皇を補佐した重職のこと。 「亭主関白」ともいう。
取らずの大関(とらずのおおぜき)
実際の実力を見せたこともないのに、偉そうに振る舞う人のたとえ。 実際に相撲をとって見せたことのない大関との意から。
藪医者の玄関(やぶいしゃのげんかん)
腕の立たない医者にかぎって、患者の目が最初に触れる玄関ばかりを立派にこしらえる。 中身で信を得られない者は、まず外まわりの構えで取りつくろおうとするということ。
山師の玄関(やましのげんかん)
内容や実質がないのに見かけだけが立派なことのたとえ。「山師」は投機的な事業で大儲けをたくらむ人。その山師が人を信用させるために玄関を特に立派にすることから。
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