目が覚めるとは
目が覚める
めがさめる

言葉 | 目が覚める |
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読み方 | めがさめる |
意味 | あることがきっかけとなり、本来の正しい自分の姿に戻ること。
「目を覚ます」ともいう。 |
異形 | 目を覚ます(めをさます) |
使用されている漢字
「目」を含むことわざ
青葉は目の薬(あおばはめのくすり)
青葉のみずみずしい緑色を見ると目の疲れが癒されるということ。
秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
年々衰える年寄りの健康状態を、急速に暮れていく秋の夕日にたとえたことば。
商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
人の習性は、育つ環境の影響を大きく受けるということ。 商人の子どもは金勘定に敏感で、眠っていても算盤の音で起きるという意味から。
麻殻に目鼻をつけたよう(あさがらにめはなをつけたよう)
とても痩せた男性の形容。 長くて折れやすい麻殻に目鼻をつけたような男性のことから。
朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねんぶつ)
しっかりとした考えをもたないことのたとえ。 朝は日蓮宗の南無妙法蓮華経の題目を唱え、夕方は浄土宗の南無阿弥陀仏の念仏を唱えることから。 「朝題目に夕念仏」ともいう。
網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
無駄なこと、何の効果もないことのたとえ。網で風を防ごうとしても、風は網の目を通り過ぎていくことから。
「覚」を含むことわざ
商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
人の習性は、育つ環境の影響を大きく受けるということ。 商人の子どもは金勘定に敏感で、眠っていても算盤の音で起きるという意味から。
腕に覚えがある(うでにおぼえがある)
以前の経験から、自分の能力や技術に自信を持っていること。
覚えがめでたい(おぼえがめでたい)
目上の人から信頼され可愛がられること。
覚悟の上(かくごのうえ)
何かをするにあたって、事前に心構えができている様子。
体で覚える(からだでおぼえる)
実際に体験して、技術などを全身の感覚で身に付けること。
渇きを覚える(かわきをおぼえる)
欲望を無性に充足させたいと思う気持ちが募ること。 喉が渇いて水を飲みたいと感じるとの意から。
轡の音にも目を覚ます(くつわのおとにもめをさます)
ちょっとしたことにも敏感に反応することのたとえ。「轡」は馬の口につける金具で、その轡が鳴る小さな音でも武士は目を覚ましたということから。