錦を衣て昼行くとは
錦を衣て昼行く
にしきをきてひるゆく

言葉 | 錦を衣て昼行く |
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読み方 | にしきをきてひるゆく |
意味 | 出世して故郷に帰り、成功や栄誉を人々に示すことのたとえ。
昼の光の下で錦の衣をまとい、きらびやかに町を歩くさまから。 「錦」は色糸で華やかな模様を織り出した高価な布地。 「繍(しゅう)を衣て昼行く」ともいう。 |
出典 | 『三国志』 |
異形 | 繍を衣て昼行く(しゅうをきてひるゆく) |
類句 | 故郷へ錦を飾る(こきょうへにしきをかざる) |
使用漢字 | 錦 / 衣 / 昼 / 行 / 繍 |
「錦」を含むことわざ
- 衣錦の栄(いきんのえい)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 親は木綿着る、子は錦着る(おやはもめんきる、こはにしききる)
- 昨日の襤褸、今日の錦(きのうのつづれ、きょうのにしき)
- 昨日の錦、今日の襤褸(きのうのにしき、きょうのつづれ)
- 今日の襤褸、明日の錦(きょうのつづれ、あすのにしき)
- 錦衣を着て故郷に帰る(きんいをきてこきょうにかえる)
- 錦上、花を添える(きんじょう、はなをそえる)
- 故郷へ錦を飾る(こきょうへにしきをかざる)
- 断錦(だんきん)
「衣」を含むことわざ
- 衣錦の栄(いきんのえい)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 衣鉢を継ぐ(いはつをつぐ)
- 衣鉢を伝う(いはつをつたう)
- 衣鉢を伝える(いはつをつたえる)
- 浮世は衣装七分(うきよはいしょうしちぶ)
- 衣鉢を継ぐ(えはつをつぐ)
「昼」を含むことわざ
- 田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
- 稲荷の前の昼盗人(いなりのまえのひるぬすびと)
- 昼夜を舎かず(ちゅうやをおかず)
- 昼夜を分かたず(ちゅうやをわかたず)
- 盗人の昼寝(ぬすびとのひるね)
- 盗人の昼寝も当てがある(ぬすびとのひるねもあてがある)
- 能なし犬は昼吠える(のうなしいぬはひるほえる)
- 夜となく昼となく(よるとなくひるとなく)