小間物屋を開く
ことわざ「小間物屋を開く」の意味・読み方・異形などを解説します。
小間物屋を開く
こまものやをひらく
| 言葉 | 小間物屋を開く |
|---|---|
| 読み方 | こまものやをひらく |
| 意味 | 胃に入れた食べ物や飲み物を吐いてしまうのを、そのままは言わずに、ぼかして表した俗な言い方。とくに、酒を飲みすぎて吐くときに使われる。
「小間物屋」とは、くしやかんざし、化粧品など、女性の身の回りのこまごまとした品物を売る店のこと。そうした店が細かな品物を所せましと並べて見せる様子に、吐いたものがあたりに散らばるさまをなぞらえた。 「小間物屋を広げる」ともいう。吐いたもののことを「反吐(へど)」といい、これを使った言い方に反吐が出るがある。 |
| 例文 | 忘年会で調子に乗って飲みすぎた兄は、帰りのタクシーを降りたとたん、道ばたで小間物屋を開くはめになった。 |
| 異形 | 小間物屋を広げる(こまものやをひろげる) |
| 場面 | 酒 |
| 使用漢字 | 小 / 間 / 物 / 屋 / 開 / 広 |
「小」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 悪の小なるを以て之を為すなかれ(あくのしょうなるをもってこれをなすなかれ)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 一文銭も小判の端(いちもんせんもこばんのはし)
- 炒り豆と小娘はそばにあると手が出る(いりまめとこむすめはそばにあるとてがでる)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 鵜川の小鮎(うかわのこあゆ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 牛の小便(うしのしょうべん)
「間」を含むことわざ
- 間に立つ(あいだにたつ)
- 合間を縫う(あいまをぬう)
- あっという間(あっというま)
- 鼬なき間の貂誇り(いたちなきまのてんほこり)
- 鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)
- 間、髪を容れず(かん、はつをいれず)
- 間一髪(かんいっぱつ)
- 間隙を生じる(かんげきをしょうじる)
- 間隙を縫う(かんげきをぬう)
- 間然するところなし(かんぜんするところなし)
「物」を含むことわざ
- 呆れて物が言えない(あきれてものがいえない)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 味無い物の煮え太り(あじないもののにえぶとり)
- 預かり物は半分の主(あずかりものははんぶんのぬし)
- 阿堵物(あとぶつ)
- 甘い物に蟻がつく(あまいものにありがつく)
- 余り物には福がある(あまりものにはふくがある)
- 合わせ物は離れ物(あわせものははなれもの)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
「屋」を含むことわざ
- 明後日紺屋に今晩鍛冶屋(あさってこうやにこんばんかじや)
- 鋳掛け屋の天秤棒(いかけやのてんびんぼう)
- 伊勢は津で持つ津は伊勢で持つ尾張名古屋は城で持つ(いせはつでもつつはいせでもつおわりなごやはしろでもつ)
- 植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
- 産屋の風邪は一生つく(うぶやのかぜはいっしょうつく)
- 屋烏の愛(おくうのあい)
- 屋下に屋を架す(おくかにおくをかす)
- 屋上、屋を架す(おくじょう、おくをかす)
- 屋漏に愧じず(おくろうにはじず)
- 風が吹けば桶屋が儲かる(かぜがふけばおけやがもうかる)
「開」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにとはたてられぬ)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- 開けて悔しき玉手箱(あけてくやしきたまてばこ)
- 穴が開く(あながあく)
- 穴の開くほど(あなのあくほど)
- 一夫関に当たれば万夫も開くなし(いっぷかんにあたればばんぷもひらくなし)
- 運が開ける(うんがひらける)
- 鬼の閉てたる石の戸も情けに開く(おにのたてたるいしのともなさけにあく)
- 女は門開き(おんなはかどびらき)
