「根」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 43 件
「根」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
息の根を止める(いきのねをとめる)
殺す。また、二度と立ち直れないように、徹底的に打ち負かす。
運根鈍(うんこんどん)
人生で成功するためには、運がよいこと、根気があること、物事にこだわらないことの三つが必要だということ。「事を成すは運根鈍」「運鈍根」ともいう。
枝は枯れても根は残る(えだはかれてもねはのこる)
災いや悪事を根絶するのは難しいということ。 たとえ枝は枯れても、根は土の中に残っているとの意から。
枝を伐って根を枯らす(えだをきってねをからす)
手近なところから処理していき、順次に根本まで始末することのたとえ。 木を枯らす時には、いきなり根に手を加えず、まず枝を切り落として最後に根を枯らすのがよいということ。
垣根と諍いは一人でならぬ(かきねといさかいはひとりでならぬ)
口げんかや争いごとは一方だけでは起こりえず、いつも向こう側に相手がいて生じるということ。 竹垣などの垣根を結う(縄でしばって組み立てる)ときは、垣をはさんで内と外に人が立ち、二人がかりで仕上げる。片側に一人いるだけでは進まないこの作業を、けんかに重ねて言い表した。 争いごとに限らず、たいていの物事は相手がいてこそ成り立つとして、もっと広く用いる例もある。 同じく喧嘩と相手を取り上げた言葉に[[相手のない喧嘩はできぬ*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/351.php]]がある。
草の根を分けても(くさのねをわけても)
身を隠せそうな所を片端から当たって、逃げた相手や失せ物の行方を追うこと。居場所の見当がまるでつかないところから、足で回って絞り込んでいく。
首根っこを押さえる(くびねっこをおさえる)
相手の弱点やいちばん痛いところをつかみ、その人が言い返したり勝手に動いたりできなくすること。 首の付け根をうしろからぐっとつかまれた人は、もがいても思うように身を動かせない。これを、弱みを握る場面に移した言葉。 受け身の「首根っこを押さえられる」なら、弱みを握られた者の側に立った言い方。 「首根っ子を押さえる」とも書く。相手の弱点をしっかり見抜くという意味の「[[急所を握る*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/5941.php]]」と近い。
子供の根問い(こどものねどい)
子どもが何にでも疑問を持って、根掘り葉掘り問いただすこと。
根性に似せて家を作る(こんじょうににせていえをつくる)
住まいの構えは、建てる当人の性根の丈だけのものになる。人はおのおの、生まれついた大きさの分だけの暮らしぶりに落ち着くということ。
根を詰める(こんをつめる)
寝る間も惜しんで、ある物事に没頭すること。
舌の根の乾かぬうち(したのねのかわかぬうち)
さっき口にした内容とは逆の言動が、間を置かずに出てくる。言い終えた直後だという短さそのものを突いて咎める言い方。
舌は禍の根(したはわざわいのね)
わざわいの根をたどっていけば、多くは自分の口から出た一言に行き着くということ。 舌はその根の生えている場所なのだから、うかつに動かすなという戒め。
性根を据えて掛かる(しょうねをすえてかかる)
どんな苦労も耐えるという覚悟をもって取り組むこと。
精根を傾ける(せいこんをかたむける)
一つの物事に全力で取り組むこと。
大根と女房は盗まれるほど良い(だいこんとにょうぼうはぬすまれるほどよい)
大根や女房は盗まれたり手を出されたりするほうが魅力があるということ。
大根の皮取らぬ阿呆、生姜の皮取る阿呆(だいこんのかわとらぬあほう、しょうがのかわとるあほう)
大根は皮をむかないとまずい。生姜は皮をむくと食べるところが少なくなる。物事の適正を知らない愚か者のたとえ。
大根を正宗で切る(だいこんをまさむねできる)
大げさなことをするたとえ。また、大人物につまらないことをさせることのたとえ。 「正宗」は鎌倉時代の名刀。 たかが大根を切るのに名刀である正宗を使うことから。
灯心で竹の根を掘る(とうしんでたけのねをほる)
一生懸命努力しても効果のないことのたとえ。 「灯心」は、灯油に浸して火をともす柔らかいひも状の芯のこと。 柔らかい灯心では、堅い竹の根を掘れるはずがないことから。
根浅ければ則ち末短く、本傷るれば則ち枝枯る(ねあさければすなわちすえみじかく、もとやぶるればすなわちえだかる)
基礎がしっかりしていない物事は発展せず、いずれ衰えるということのたとえ。 「末」は枝や葉、「本」は幹のこと。 根が十分張っていなければ枝葉も成長しない、幹がいためばいずれ枝も枯れることから。
根がなくても花は咲く(ねがなくてもはなはさく)
根がない生け花にも花が咲くように、まったく事実無根のことでも噂が立つことがあるということ。
根が生える(ねがはえる)
その場所に留まってすこしも動かないこと。
根が深い(ねがふかい)
問題の背景に複雑な事情があり、簡単には解決できない様子。
根絶やしにする(ねだやしにする)
ものごとの根本から取り除くこと。
根に持つ(ねにもつ)
人から受けた仕打ちをいつまでも忘れず、いまだにそのことを恨んでいる様子。
根葉になる(ねはになる)
恨みのもととなる。
根太は敵に押させよ(ねぶとはかたきにおさせよ)
根太は憎しみを込めるかのように、力いっぱい強く押して膿を出さないと治らないということ。「根太」はおできの一種。
根掘り葉掘り(ねほりはほり)
細かいことまで残らず徹底的に。「葉掘り」は「根掘り」に語呂を合わせたもの。
根回しをする(ねまわしをする)
ものごとをうまく運ぶため、事前に関係者からの了解を得ておくこと。
根も葉もない(ねもはもない)
何の根拠もないことのたとえ。
根を下ろす(ねをおろす)
ものごとが受け入れられてしっかりと定着すること。 また、地位などが確固たるものになること。
