鳶も居ずまいから鷹に見えるとは
鳶も居ずまいから鷹に見える
とびもいずまいからたかにみえる
言葉 | 鳶も居ずまいから鷹に見える |
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読み方 | とびもいずまいからたかにみえる |
意味 | どんな人間でも、立ち振る舞いをきちんとすれば、立派に見えるというたとえ。
見栄えのよくない鳶でも、振る舞い次第では鷹のように見えるとの意から。 |
使用語彙 | 鳶 |
使用漢字 | 鳶 / 居 / 鷹 / 見 |
「鳶」を含むことわざ
- 鳶が孔雀を生む(とびがくじゃくをうむ)
- 鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ)
- 鳶に油揚げを攫われる(とびにあぶらあげをさらわれる)
- 鳶の子は鷹にならず(とびのこはたかにならず)
- 鳶も居ずまいから鷹に見える(とびもいずまいからたかにみえる)
- 鳶に油揚げを攫われる(とんびにあぶらあげをさらわれる)
「居」を含むことわざ
- 安に居て危を思う(あんにいてきをおもう)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
- 居住まいを正す(いずまいをただす)
- 居候、三杯目にはそっと出し(いそうろう、さんばいめにはそっとだし)
- 居候の三杯目(いそうろうのさんばいめ)
- 居ても立っても居られない(いてもたってもいられない)
- 居ない者貧乏(いないものびんぼう)
- 居仏が立ち仏を使う(いぼとけがたちぼとけをつかう)
- 居留守を使う(いるすをつかう)
- 男は敷居を跨げば七人の敵あり(おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり)
- 鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)
- 陰に居て枝を折る(かげにいてえだをおる)
- 歌人は居ながらにして名所を知る(かじんはいながらにしてめいしょをしる)
- 奇貨、居くべし(きか、おくべし)
- 居は気を移す(きょはきをうつす)
- 愚者の百行より知者の居眠り(ぐしゃのひゃっこうよりちしゃのいねむり)
- 敷居が高い(しきいがたかい)
- 敷居を跨ぐ(しきいをまたぐ)
- 敷居を跨げば七人の敵あり(しきいをまたげばしちにんのてきあり)
- 芝居掛かる(しばいがかる)
- 芝居は一日の早学問(しばいはいちにちのはやがくもん)
- 芝居は無筆の早学問(しばいはむひつのはやがくもん)
- 芝居を打つ(しばいをうつ)
- 小人閑居して不善をなす(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)
- 立ち仏が居仏を使う(たちぼとけがいぼとけをつかう)
- 治に居て乱を忘れず(ちにいてらんをわすれず)
- 長居は恐れ(ながいはおそれ)
- 長居は無用(ながいはむよう)
- はやる芝居は外題から(はやるしばいはげだいから)
「鷹」を含むことわざ
- 一富士、二鷹、三茄子(いちふじ、にたか、さんなすび)
- 犬骨折って鷹の餌食(いぬほねおってたかのえじき)
- 犬も朋輩、鷹も朋輩(いぬもほうばい、たかもほうばい)
- 鵜の目鷹の目(うのめたかのめ)
- 鷹が飛べば石亀も地団駄(たかがとべばいしがめもじだんだ)
- 鷹の前の雀(たかのまえのすずめ)
- 鷹は飢えても穂を摘まず(たかはうえてもほをつまず)
- 手に据えた鷹を逸らしたよう(てにすえたたかをそらしたよう)
- 鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ)
- 鳶の子は鷹にならず(とびのこはたかにならず)
- 能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)
- 欲の熊鷹、股裂くる(よくのくまたか、またさくる)
「見」を含むことわざ
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 足下を見る(あしもとをみる)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 甘く見る(あまくみる)
- いい目を見る(いいめをみる)
- 戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)
- 軍を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)
- 意見と餅はつくほど練れる(いけんともちはつくほどねれる)
- 何れを見ても山家育ち(いずれをみてもやまがそだち)
- 痛い目を見る(いたいめをみる)
- 一見、旧の如し(いっけん、きゅうのごとし)
- 一斑を見て全豹を知る(いっぱんをみてぜんぴょうをしる)
- 一斑を見て全豹を評す(いっぱんをみてぜんぴょうをひょうす)
- 一斑を見て全豹を卜す(いっぱんをみてぜんぴょうをぼくす)
- 色眼鏡で見る(いろめがねでみる)
- 上見ぬ鷲(うえみぬわし)
- 上を見れば方図がない(うえをみればほうずがない)
- 魚の目に水見えず(うおのめにみずみえず)
- 憂き目を見る(うきめをみる)
- 兎を見て犬を呼ぶ(うさぎをみていぬをよぶ)
- 後ろを見せる(うしろをみせる)
- 内兜を見透かす(うちかぶとをみすかす)
- 大見得を切る(おおみえをきる)
- 大目に見る(おおめにみる)
- おじを見ると荷が重い(おじをみるとにがおもい)
- 鬼の目にも見残し(おにのめにもみのこし)
- 親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない(おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない)
- 親の意見と冷や酒は後で利く(おやのいけんとひやざけはあとできく)