鼠壁を忘る壁鼠を忘れずとは
鼠壁を忘る壁鼠を忘れず
ねずみかべをわするかべねずみをわすれず
| 言葉 | 鼠壁を忘る壁鼠を忘れず | 
|---|---|
| 読み方 | ねずみかべをわするかべねずみをわすれず | 
| 意味 | 傷つけた側はすぐ忘れるが、傷つけられた側は恨みをいつまでも忘れないというたとえ。壁をかじった鼠はすぐにそのことを忘れるが、壁にはいつまでもその傷が残るということから。 | 
| 出典 | 『越絶書』 | 
| 使用語彙 | 鼠 | 
| 使用漢字 | 鼠 / 壁 / 忘 | 
「鼠」を含むことわざ
- 頭の黒い鼠(あたまのくろいねずみ)
 - 家に鼠、国に盗人(いえにねずみ、くににぬすびと)
 - 窮鼠、猫を噛む(きゅうそ、ねこをかむ)
 - 国に盗人、家に鼠(くににぬすびと、いえにねずみ)
 - 独楽鼠のよう(こまねずみのよう)
 - 大山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
 - 泰山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
 - ただの鼠ではない(ただのねずみではない)
 - 黙り猫が鼠を捕る(だまりねこがねずみをとる)
 - 時に遇えば鼠も虎になる(ときにあえばねずみもとらになる)
 
「壁」を含むことわざ
- 壁訴訟(かべそしょう)
 - 壁に突き当たる(かべにつきあたる)
 - 壁にぶち当たる(かべにぶちあたる)
 - 壁に耳(かべにみみ)
 - 壁に耳あり(かべにみみあり)
 - 壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり)
 - 壁に耳障子に目(かべにみみしょうじにめ)
 - 壁の穴は壁で塞げ(かべのあなはかべでふさげ)
 - 壁を作る(かべをつくる)
 - 地獄は壁一重(じごくはかべひとえ)
 
        
    