縁の目には霧が降るとは
縁の目には霧が降る
えんのめにはきりがふる

言葉 | 縁の目には霧が降る |
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読み方 | えんのめにはきりがふる |
意味 | 縁によって結ばれる者は、互いの欠点が見えにくく、美点ばかりが目につくというたとえ。
霧が降ると物が見えにくくなることから。 |
類句 | 痘痕も靨(あばたもえくぼ) |
愛してその醜を忘る | |
惚れた欲目(ほれたよくめ) | |
屋烏の愛(おくうのあい) | |
禿が三年目に付かず | |
面面の楊貴妃(めんめんのようきひ) | |
使用漢字 | 縁 / 目 / 霧 / 降 |
「縁」を含むことわざ
- 悪縁契り深し(あくえんちぎりふかし)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一河の流れを汲むも他生の縁(いっかのながれをくむもたしょうのえん)
- 因縁を付ける(いんねんをつける)
- 縁あれば千里(えんあればせんり)
- 縁起でもない(えんぎでもない)
- 縁起を担ぐ(えんぎをかつぐ)
- 縁と浮き世は末を待て(えんとうきよはすえをまて)
- 縁なき衆生は度し難し(えんなきしゅじょうはどしがたし)
- 縁の切れ目は子で繋ぐ(えんのきれめはこでつなぐ)
「目」を含むことわざ
- 青葉は目の薬(あおばはめのくすり)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 麻殻に目鼻をつけたよう(あさがらにめはなをつけたよう)
- 朝題目に夕念仏(あさだいもくにゆうねんぶつ)
- 朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねんぶつ)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 網の目を潜る(あみのめをくぐる)
- いい目が出る(いいめがでる)