獅子窟中に異獣なし
ことわざ「獅子窟中に異獣なし」の意味・読み方を解説します。
獅子窟中に異獣なし
ししくっちゅうにいじゅうなし
| 言葉 | 獅子窟中に異獣なし |
|---|---|
| 読み方 | ししくっちゅうにいじゅうなし |
| 意味 | 腕の確かな先生に教わる人の中には、未熟な者はまじらず、才能のある弟子ばかりがそろうことのたとえ。加えて、抜きんでた人の近くには、同じように力のある人がおのずと寄り合うことも表す。
「窟」は岩のほらあなのこと。獅子がすみかにしている岩穴には、獅子でない獣は一匹もいないことを、人の世の師弟や仲間の姿に重ねて見たもの。 上に立つ者が強ければ、従う者まで強くなるという勇将の下に弱卒なしと、通じ合う考え方の言葉。 |
| 例文 | 名人と名高い師匠の稽古場には、腕自慢の若手ばかりが入門を願ってやって来る。まさに獅子窟中に異獣なしだ。 |
| 場面 | 仲間 / 師匠・弟子 |
| 使用漢字 | 獅 / 子 / 窟 / 中 / 異 / 獣 |
「獅」を含むことわざ
- 河東の獅子吼(かとうのししく)
- 獅子、身中の虫(しし、しんちゅうのむし)
- 獅子吼(ししく)
- 獅子に鰭(ししにひれ)
- 獅子の子落とし(ししのこおとし)
- 獅子の歯嚙み(ししのはがみ)
- 獅子の分け前(ししのわけまえ)
- 獅子は兎を撃つに全力を用う(ししはうさぎをうつにぜんりょくをもちう)
- 獅子も頭の使いがら(ししもかしらのつかいがら)
- 眠れる獅子(ねむれるしし)
「子」を含むことわざ
- 赤い信女が子を孕む(あかいしんにょがこをはらむ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
- 赤子は泣き泣き育つ(あかごはなきなきそだつ)
- 赤子を裸にしたよう(あかごをはだかにしたよう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる(あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 跡追う子に引かれる(あとおうこにひかれる)
「窟」を含むことわざ
- 獅子窟中に異獣なし(ししくっちゅうにいじゅうなし)
「中」を含むことわざ
- 顎で背中を搔く(あごでせなかをかく)
- 麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)
- 頭の中が真っ白になる(あたまのなかがまっしろになる)
- 中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 暗中的を射る(あんちゅうまとをいる)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 一文高の世の中(いちもんだかのよのなか)
- 意中の人(いちゅうのひと)
「異」を含むことわざ
- 異域の鬼となる(いいきのおにとなる)
- 異彩を放つ(いさいをはなつ)
- 異端(いたん)
- 異名をとる(いみょうをとる)
- 異を立てる(いをたてる)
- 異を唱える(いをとなえる)
- 縁は異なもの、味なもの(えんはいなもの、あじなもの)
- 堅白同異の弁(けんぱくどういのべん)
- 攻守所を異にする(こうしゅところをことにする)
- 異にする(ことにする)
