濡れぬ先の傘とは
濡れぬ先の傘
ぬれぬさきのかさ
言葉 | 濡れぬ先の傘 |
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読み方 | ぬれぬさきのかさ |
意味 | 失敗しないように前もって準備することのたとえ。
雨が降る前から傘を用意するとの意から。 「降らぬ先の傘」ともいう。 |
異形 | 降らぬ先の傘(ふらぬさきのかさ) |
類句 | 転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ) |
使用語彙 | 先 |
使用漢字 | 濡 / 先 / 傘 / 降 |
「濡」を含むことわざ
- 頭の濡れぬ思案(あたまのぬれぬしあん)
- 敵の家でも口を濡らせ(かたきのいえでもくちをぬらせ)
- 烏の濡れ羽色(からすのぬればいろ)
- 狐、その尾を濡らす(きつね、そのおをぬらす)
- 口を濡らす(くちをぬらす)
- 手を濡らさず(てをぬらさず)
- 手を濡らさない(てをぬらさない)
- 濡れ紙を剝がすよう(ぬれがみをはがすよう)
- 濡れ衣を着せられる(ぬれぎぬをきせられる)
- 濡れ衣を着せる(ぬれぎぬをきせる)
「先」を含むことわざ
- 敢えて天下の先とならず(あえててんかのさきとならず)
- 悪の報いは針の先(あくのむくいははりのさき)
- 顎から先に生まれる(あごからさきにうまれる)
- 頭の天辺から足の爪先まで(あたまのてっぺんからあしのつまさきまで)
- 当て事と畚褌は先から外れる(あてことともっこふんどしはさきからはずれる)
- 後先になる(あとさきになる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 後にも先にも(あとにもさきにも)
- 後の雁が先になる(あとのかりがさきになる)
「傘」を含むことわざ
- 朝雨に傘いらず(あさあめにかさいらず)
- 朝雨に傘要らず(あさあめにかさいらず)
- 姉は菅笠、妹とは日傘(あねはすげがさ、いもとはひがさ)
- お乳母日傘(おうばひがさ)
- 傘と提灯は戻らぬつもりで貸せ(かさとちょうちんはもどらぬつもりでかせ)