「張」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 52 件
「張」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
朝寝坊の宵っ張り(あさねぼうのよいっぱり)
朝は遅くまで寝ている人は、夜遅くまで起きていることが多いということ。また、それが習慣になっている人のこと。
足を引っ張る(あしをひっぱる)
他人の成功や昇進の邪魔をすること。また、物事の順調な進行を妨げること。
網を張る(あみをはる)
犯人や目当てのものをとらえるために、準備して待ち構えること。
アンテナを張る(あんてなをはる)
いろいろな手段や方法をとって、情報を集めること。
意地張るより頬張れ(いじはるよりほおばれ)
意地を張って食べずにいるより、卑しく思われても食べるほうがいいということ。
意地を張る(いじをはる)
何が何でも自分の考えを押し通そうとすること。
一張羅(いっちょうら)
所有している衣服の中で最も質の良いもの。
一点張り(いってんばり)
一つのことだけを押し通すこと。 博打で、同じ一か所だけに金を賭け続けるとの意から。
鰓が張る(えらがはる)
人のあごの部分が角張っていること。 「鰓(えら)」は魚など水生動物の呼吸器官で、人のあごを魚のえらに見立てた比喩的な表現。
煙幕を張る(えんまくをはる)
真意を悟られないように、曖昧な言い方をしたり、問題をすり替えたりしてごまかすこと。
男の目には糸を引け、女の目には鈴を張れ(おとこのめにはいとをひけ、おんなのめにはすずをはれ)
男の目つきは細く引き締まっているのが、女は大きく見開いているのがよいとされた。 顔立ちの好みを、男女で正反対に置いた言い方。
片意地を張る(かたいじをはる)
ひとの話に聞く耳をもたず、頑なに自分の考えを押し通そうとするさま。
肩が張る(かたがはる)
ひどく緊張したり堅苦しさを感じたりして、疲れたような気分になることのたとえ。 「肩が張る」ともいう。
肩肘張る(かたひじはる)
人に弱みを見せないように、気負ったり威張ったりする様子。 肩をそびやかして肘を張る意から。
金で面を張る(かねでつらをはる)
持ち金の厚みを武器に、相手の言い分ごと押さえ込んで言うことを聞かせる。 「面を張る」は頬を打つことで、殴りつけるような金の使いざまをいう。
体を張る(からだをはる)
自らの身体をなげうって命懸けで事にあたる。
我を張る(がをはる)
最後まで自分の考えを押し通して他人に譲らないこと。 「我を立てる」ともいう。
気が張る(きがはる)
緊張して心にゆとりがなくなる状態のこと。
切った張った(きったはった)
切りつけたり叩いたりすること。転じて、暴力を振るうこと。 「張る」は平手で叩くこと。
虚勢を張る(きょせいをはる)
実力のない人が自分の弱さを隠すために、うわべだけ威勢よく振る舞ったりすること。から威張りをすること。
気を張る(きをはる)
気持ちを緩めまいと、自分から張り詰めたままでいること。人前で弱さを見せずにいるときにいう。
義理張るより頬張れ(ぎりばるよりほおばれ)
義理を欠くまいと無理な付き合いをするより、自分の利益や暮らしを優先せよということ。
喧嘩過ぎての空威張り(けんかすぎてのからいばり)
喧嘩の最中は意気地なくこそこそし、喧嘩が終わったとたん虚勢を張って強がること。 「喧嘩過ぎての向こう鉢巻」ともいう。
甲張り強くして家押し倒す(こうばりつよくしていえおしたおす)
必要以上の助けは、かえって悪い結果を招いてしまうということ。 「甲張り」は家などが倒れないようにあてがう材木のこと。 家が倒れないようにあてがう材木が強すぎて、逆に家を押し倒してしまうとの意から。 「甲張り」は「勾張り」とも書く。
四角張った(しかくばった)
打ち解けたところがなく、堅苦しいさま。改まりすぎて窮屈な物腰や言葉づかいについていう。
情張りは棒の下(じょうはりはぼうのした)
素直でいるほうが得であるということ。 強情を張る人は恨みを買って棒で打たれるということから。
鈴を張ったよう(すずをはったよう)
大きく美しい女性の目を言い表す言葉。
相撲に負けて妻の面張る(すもうにまけてつまのつらはる)
外でうまくいかないことがあった男が、家で妻に八つ当たりすること。また、弱い者が自分よりさらに弱い者をいじめること。 相撲に負けて帰った男が、腹いせに妻の顔を殴るとの意から。 「喧嘩に負けて妻の面を張る」ともいう。
世間は張り物(せけんははりもの)
世の中には体裁よく見せかけているものが多くあるということ。また、世の中は見栄を張って渡るのが普通であるということ。 「張り物」は、木や竹の骨に紙などを張って岩などに見せかける道具のこと。 「世は張り物」「世界は張り物」ともいう。
綱を張る(つなをはる)
相撲で力士が横綱になること。 または、横綱の地位を維持すること。
