天に唾すとは
天に唾す
てんにつばきす
言葉 | 天に唾す |
---|---|
読み方 | てんにつばきす |
意味 | 他人に害を与えようとして、逆に自分がひどい目に遭うことのたとえ。
上を向いて唾をはくと、自分の顔に落ちてくることから。 「天を仰いで唾す」「天を仰いで唾する」「仰いで唾を吐く」などともいう。 |
異形 | 天に唾する(てんにつばする) |
天を仰いで唾す(てんをあおいでつばきす) | |
天を仰いで唾する(てんをあおいでつばきする) | |
仰いで唾を吐く(あおいでつばをはく) | |
場面用途 | 他人 |
類句 | 人を呪わば穴二つ(ひとをのろわばあなふたつ) |
使用漢字 | 天 / 唾 / 仰 / 吐 |
「天」を含むことわざ
- 敢えて天下の先とならず(あえててんかのさきとならず)
- 仰いで天に愧じず(あおいでてんにはじず)
- 頭の天辺から足の爪先まで(あたまのてっぺんからあしのつまさきまで)
- 天の邪鬼(あまのじゃく)
- 雨の降る日は天気が悪い(あめのふるひはてんきがわるい)
- 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく)
- 蟻の思いも天に昇る(ありのおもいもてんにのぼる)
- 意気天を衝く(いきてんをつく)
- 韋駄天走り(いだてんばしり)
- 一念、天に通ず(いちねん、てんにつうず)
「唾」を含むことわざ
「仰」を含むことわざ
- 仰いで天に愧じず(あおいでてんにはじず)
- 毒を仰ぐ(どくをあおぐ)
- 人間は実が入れば仰向く、菩薩は実が入れば俯く(にんげんはみがいればあおむく、ぼさつはみがいればうつむく)
- 範を仰ぐ(はんをあおぐ)
- 俯仰、天地に愧じず(ふぎょう、てんちにはじず)