歯亡びて舌存すとは
歯亡びて舌存す
はほろびてしたそんす
言葉 | 歯亡びて舌存す |
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読み方 | はほろびてしたそんす |
意味 | 剛強なもののほうが案外滅びやすく、柔軟なもののほうが後まで生き残ることのたとえ。
病気の友人を見舞った老子が、友人の歯が抜け落ちているのを見て「歯は堅いため駄目になったが、舌は柔らかいので残った」といったという故事から。 |
出典 | 『説苑』敬慎 |
使用語彙 | 歯 / 舌 |
使用漢字 | 歯 / 亡 / 舌 / 存 |
「歯」を含むことわざ
- 奥歯に衣着せる(おくばにきぬきせる)
- 奥歯に物が挟まったよう(おくばにものがはさまったよう)
- 奥歯に物が挟まる(おくばにものがはさまる)
- 櫛の歯が欠けたよう(くしのはがかけたよう)
- 櫛の歯を挽く(くしのはをひく)
- 唇滅びて歯寒し(くちびるほろびてはさむし)
- ごまめの歯軋り(ごまめのはぎしり)
- 歯牙にもかけない(しがにもかけない)
- 獅子の歯嚙み(ししのはがみ)
- 尚歯(しょうし)
「亡」を含むことわざ
- 在りての厭い、亡くての偲び(ありてのいとい、なくてのしのび)
- 危急存亡の秋(ききゅうそんぼうのとき)
- 三寸の舌に五尺の身を亡ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす)
- 千日に刈った萱一日に亡ぼす(せんにちにかったかやいちにちにほろぼす)
- 千日に刈った萱一時に亡ぼす(せんにちにかったかやいっときにほろぼす)
- 短気は身を亡ぼす腹切り刀(たんきはみをほろぼすはらきりかたな)
- 亡き数に入る(なきかずにいる)
- 亡き数に入る(なきかずにはいる)
- 亡き者にする(なきものにする)
「舌」を含むことわざ
- 嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる(うそをつくとえんまさまにしたをぬかれる)
- 陰で舌を出す(かげでしたをだす)
- 三寸の舌に五尺の身を亡ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす)
- 三寸の舌を掉う(さんずんのしたをふるう)
- 舌が肥える(したがこえる)
- 舌が回る(したがまわる)
- 舌三寸に胸三寸(したさんずんにむねさんずん)
- 舌足らず(したたらず)
- 舌足らず(したたらず)
- 舌鼓を打つ(したつづみをうつ)