蛇に睨まれた蛙とは
蛇に睨まれた蛙
へびににらまれたかえる
言葉 | 蛇に睨まれた蛙 |
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読み方 | へびににらまれたかえる |
意味 | 恐ろしいものや苦手なものの前で、身がすくんで動けなくなる状態のたとえ。
蛇にねらわれた蛙が恐ろしさのあまり動けなくなることから。 「蛇に見込まれた蛙」ともいう。 |
異形 | 蛇に見込まれた蛙(へびにみこまれたかえる) |
類句 | 鷹の前の雀(たかのまえのすずめ) |
猫に遇った鼠 | |
使用語彙 | 蛙 |
使用漢字 | 蛇 / 睨 / 蛙 / 見 / 込 |
「蛇」を含むことわざ
- 鬼が住むか蛇が住むか(おにがすむかじゃがすむか)
- 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
- 蛙は口ゆえ蛇に呑まるる(かえるはくちゆえへびにのまるる)
- 草を打って蛇を驚かす(くさをうってへびをおどろかす)
- 蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)
- 蛇は寸にして人を呑む(じゃはすんにしてひとをのむ)
- 蛇足(だそく)
- 長蛇の列(ちょうだのれつ)
- 長蛇を逸す(ちょうだをいっす)
- 長蛇を逸する(ちょうだをいっする)
「睨」を含むことわざ
- 親を睨むと鰈になる(おやをにらむとかれいになる)
- 親を睨むと鮃になる(おやをにらむとひらめになる)
- 睨みが利く(にらみがきく)
- 睨みを利かせる(にらみをきかせる)
- 蛇に睨まれた蛙(へびににらまれたかえる)
「蛙」を含むことわざ
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 蛙が飛べば石亀も地団駄(かえるがとべばいしがめもじだんだ)
- 蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)
- 蛙の面に水(かえるのつらにみず)
- 蛙の目借り時(かえるのめかりどき)
- 蛙は口から呑まるる(かえるはくちからのまるる)
- 蛙は口ゆえ蛇に呑まるる(かえるはくちゆえへびにのまるる)
- 坎井の蛙(かんせいのあ)
- 井蛙(せいあ)
- 井底の蛙(せいていのあ)
「見」を含むことわざ
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 青菜は男に見せな(あおなはおとこにみせな)
- 青菜は男に見せるな(あおなはおとこにみせるな)
- 足下を見る(あしもとをみる)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 甘く見る(あまくみる)
- いい目を見る(いいめをみる)
- 戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)