心中より饅頭とは
心中より饅頭
しんじゅうよりまんじゅう
言葉 | 心中より饅頭 |
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読み方 | しんじゅうよりまんじゅう |
意味 | 見栄や体裁よりも、実際の利益を重んじるべきだということ。義理立てして心中するより、饅頭で腹を満たしたほうがいいということから。 |
類句 | 思し召しより米の飯(おぼしめしよりこめのめし) |
案じてたもるより銭たもれ(あんじてたもるよりぜにたもれ) | |
情けの酒より酒屋の酒(なさけのさけよりさかやのさけ) | |
情けは質に置かれず(なさけはしちにおかれず) | |
心持ちより搗いた餅 | |
使用語彙 | 心中 / より |
使用漢字 | 心 / 中 / 饅 / 頭 |
「心」を含むことわざ
- 諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 頭剃るより心を剃れ(あたまそるよりこころをそれ)
- 網心あれば魚心(あみごころあればうおごごろ)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 怒り心頭に発する(いかりしんとうにはっする)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 一心岩を通す(いっしんいわをとおす)
- 一心岩をも通す(いっしんいわをもとおす)
- 色は心の外(いろはこころのほか)
「中」を含むことわざ
- 麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)
- 中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 意中の人(いちゅうのひと)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
- 渦中に巻き込まれる(かちゅうにまきこまれる)
「饅」を含むことわざ
- 心中より饅頭(しんじゅうよりまんじゅう)
- 雪隠で饅頭(せっちんでまんじゅう)