商いは草の種とは
商いは草の種
あきないはくさのたね
言葉 | 商いは草の種 |
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読み方 | あきないはくさのたね |
意味 | 商売や職業などの暮らしを立てる方法は、草の種のように種類が多いということ。
「商売は草の種」「世渡りは草の種」「世渡りは草の種」「身過ぎは草の種」ともいう。 |
異形 | 商売は草の種(しょうばいはくさのたね) |
生業は草の種(なりわいはくさのたね) | |
世渡りは草の種(よわたりはくさのたね) | |
身過ぎは草の種(みすぎはくさのたね) | |
使用語彙 | 商い / 生業 |
使用漢字 | 商 / 草 / 種 / 売 / 生 / 業 / 世 / 渡 / 身 / 過 |
「商」を含むことわざ
- 商い三年(あきないさんねん)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
- 商いは数でこなせ(あきないはかずでこなせ)
- 商いは門々(あきないはかどかど)
- 商いは門門(あきないはかどかど)
- 商いは本にあり(あきないはもとにあり)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
- 士族の商法(しぞくのしょうほう)
- 死の商人(しのしょうにん)
- 商売往来にない商売(しょうばいおうらいにないしょうばい)
- 商売は道によって賢し(しょうばいはみちによってかしこし)
- 長袖よく舞い、多銭よく商う(ちょうしゅうよくまい、たせんよくあきなう)
- 屏風と商人は直ぐには立たぬ(びょうぶとあきんどはすぐにはたたぬ)
「草」を含むことわざ
- お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- おじが甥の草を刈る(おじがおいのくさをかる)
- 駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人(かごにのるひとかつぐひと、そのまたわらじをつくるひと)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 金の草鞋で捜す(かねのわらじでさがす)
- 金の草鞋で尋ねる(かねのわらじでたずねる)
- 草木も靡く(くさきもなびく)
- 草木も眠る(くさきもねむる)
- 草木も眠る丑三つ時(くさきもねむるうしみつどき)
- 草を打って蛇を驚かす(くさをうってへびをおどろかす)
- 三遍回って煙草にしょ(さんべんまわってたばこにしょ)
- 疾風に勁草を知る(しっぷうにけいそうをしる)
- 草莽の臣(そうもうのしん)
- 草履に灸(ぞうりにきゅう)
- 草履履き際で仕損じる(ぞうりはきぎわでしそんじる)
- 太陽の照っているうちに干し草を作れ(たいようのてっているうちにほしくさをつくれ)
- 二足の草鞋を履く(にそくのわらじをはく)
- 繁盛の地に草生えず(はんじょうのちにくさはえず)
- 人と煙草の良し悪しは煙になって後の世に出る(ひととたばこのよしあしはけむりになってのちのよにでる)
- 人通りに草生えず(ひとどおりにくさはえず)
- 陽の照っているうちに干し草を作れ(ひのてっているうちにほしくさをつくれ)
- ぺんぺん草が生える(ぺんぺんぐさがはえる)
- 道草を食う(みちくさをくう)
- やはり野に置け蓮華草(やはりのにおけれんげそう)
- 草鞋を脱ぐ(わらじをぬぐ)
「種」を含むことわざ
- 命あっての物種(いのちあってのものだね)
- 嘘にも種が要る(うそにもたねがいる)
- 王侯将相寧んぞ種あらんや(おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや)
- 苦は楽の種(くはらくのたね)
- けちん坊の柿の種(けちんぼうのかきのたね)
- 下種の後思案(げすのあとじあん)
- 下種の後知恵(げすのあとぢえ)
- 下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の開けっ放し(げすのいっすん、のろまのさんずん、ばかのあけっぱなし)
- 下種の勘ぐり(げすのかんぐり)
- 下種の口に戸は立てられぬ(げすのくちにとはたてられぬ)
- 下種の逆恨み(げすのさかうらみ)
- 下種の謗り食い(げすのそしりぐい)
- 下種は槌で使え(げすはつちでつかえ)
- 権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる(ごんべえがたねまきゃからすがほじくる)
- 癪の種(しゃくのたね)
- 吝ん坊の柿の種(しわんぼうのかきのたね)
- 頭痛の種(ずつうのたね)
- 種が割れる(たねがわれる)
- 種を明かす(たねをあかす)
- 種を蒔く(たねをまく)
- 種を宿す(たねをやどす)
- 長口上は欠伸の種(ながこうじょうはあくびのたね)
- 夫婦喧嘩は貧乏の種蒔き(ふうふげんかはびんぼうのたねまき)
- 蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)
- 楽は苦の種、苦は楽の種(らくはくのたね、くはらくのたね)
「売」を含むことわざ
- 朝酒は門田を売っても飲め(あさざけはかどたをうってものめ)
- 油を売る(あぶらをうる)
- 売られた喧嘩は買わねばならぬ(うられたけんかはかわねばならぬ)
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 売り言葉に買い言葉(うりことばにかいことば)
- 売り物には花を飾れ(うりものにははなをかざれ)
- 男を売る(おとこをうる)
- 女賢しくて牛売り損なう(おんなさかしくてうしうりそこなう)
- 女賢しゅうして牛売り損なう(おんなさかしゅうしてうしうりそこなう)
- 恩を売る(おんをうる)
- 顔が売れる(かおがうれる)
- 顔を売る(かおをうる)
- 喧嘩を売る(けんかをうる)
- 極楽の入り口で念仏を売る(ごくらくのいりぐちでねんぶつをうる)
- 塩を売っても手を嘗めろ(しおをうってもてをなめろ)
- 塩を売れば手が鹹くなる(しおをうればてがからくなる)
- 商売往来にない商売(しょうばいおうらいにないしょうばい)
- 商売は道によって賢し(しょうばいはみちによってかしこし)
- 玉を衒いて石を売る(たまをてらいていしをうる)
- 名が売れる(ながうれる)
- 名を売る(なをうる)
- 冬の雪売り(ふゆのゆきうり)
- 羊頭を掲げて狗肉を売る(ようとうをかかげてくにくをうる)
- 羊頭を掛けて狗肉を売る(ようとうをかけてくにくをうる)
「生」を含むことわざ
- 諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
- 顎から先に生まれる(あごからさきにうまれる)
- 徒花に実は生らぬ(あだばなにみはならぬ)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 生き肝を抜く(いきぎもをぬく)
- 生き胆を抜く(いきぎもをぬく)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 生きた空もない(いきたそらもない)
- 生き血をしぼる(いきちをしぼる)
- 生き血を吸う(いきちをすう)
- 生き血をすする(いきちをすする)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 生きとし生けるもの(いきとしいけるもの)
- 生き恥を晒す(いきはじをさらす)
- 生き恥を曝す(いきはじをさらす)
- 生き身は死に身(いきみはしにみ)
- 生きるべきか死すべきかそれが問題だ(いきるべきかしすべきかそれがもんだいだ)
- 生け簀の鯉(いけすのこい)
- 生簀の鯉(いけすのこい)
- 生ける屍(いけるしかばね)
- 医者の不養生(いしゃのふようじょう)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一河の流れを汲むも他生の縁(いっかのながれをくむもたしょうのえん)
- 一生添うとは男の習い(いっしょうそうとはおとこのならい)
- 一生の不作(いっしょうのふさく)
- 一朝の怒りに一生を過つ(いっちょうのいかりにいっしょうをあやまつ)
- 産屋の風邪は一生つく(うぶやのかぜはいっしょうつく)
- 生まれたあとの早め薬(うまれたあとのはやめぐすり)
- 生まれながらの長老なし(うまれながらのちょうろうなし)
- 生まれる前の襁褓定め(うまれるまえのむつきさだめ)
「業」を含むことわざ
- 過ちは人の常、許すは神の業(あやまちはひとのつね、ゆるすはかみのわざ)
- 業を煮やす(ごうをにやす)
- 至難の業(しなんのわざ)
- 自転車操業(じてんしゃそうぎょう)
- 創業は易く守成は難し(そうぎょうはやすくしゅせいはかたし)
- 生業は草の種(なりわいはくさのたね)
「世」を含むことわざ
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 一世を風靡する(いっせいをふうびする)
- いらぬお世話の蒲焼(いらぬおせわのかばやき)
- 有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)
- 浮世の風(うきよのかぜ)
- 浮世は衣装七分(うきよはいしょうしちぶ)
- 浮世は回り持ち(うきよはまわりもち)
- 浮世は夢(うきよはゆめ)
- 浮世渡らば豆腐で渡れ(うきよわたらばとうふでわたれ)
- 歌は世につれ世は歌につれ(うたはよにつれよはうたにつれ)
- 移り変わるは浮き世の習い(うつりかわるはうきよのならい)
- 移れば変わる世の習い(うつればかわるよのならい)
- 縁と浮き世は末を待て(えんとうきよはすえをまて)
- 大きなお世話(おおきなおせわ)
- お世辞にも(おせじにも)
- 親子は一世(おやこはいっせ)
- 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんせ)
- 隔世の感(かくせいのかん)
- 金は世界の回り物(かねはせかいのまわりもの)
- 空世辞は馬鹿を嬉しがらせる(からせじはばかをうれしがらせる)
- 蓋世の気(がいせいのき)
- 口から出れば世間(くちからでればせけん)
- 現世安穏、後生善処(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
- 高慢は出世の行き止まり(こうまんはしゅっせのいきどまり)
- 心ほどの世を経る(こころほどのよをへる)
- 済世の志(さいせいのこころざし)
- 三人知れば世界中(さんにんしればせかいじゅう)
- 主従は三世(しゅじゅうはさんぜ)
「渡」を含むことわざ
- 浅い川も深く渡れ(あさいかわもふかくわたれ)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 危ない橋を渡る(あぶないはしをわたる)
- 石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)
- 引導を渡す(いんどうをわたす)
- 浮世渡らば豆腐で渡れ(うきよわたらばとうふでわたれ)
- 負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)
- 剃刀の刃渡り(かみそりのはわたり)
- 剃刀の刃を渡る(かみそりのはをわたる)
- 螻蛄の水渡り(けらのみずわたり)
- 追従も世渡り(ついしょうもよわたり)
- 綱渡りより世渡り(つなわたりよりよわたり)
- 綱渡りをする(つなわたりをする)
- 剣の刃を渡る(つるぎのはをわたる)
- 手に渡る(てにわたる)
- 虎の子渡し(とらのこわたし)
- バトンを渡す(ばとんをわたす)
- 曲がらねば世が渡られぬ(まがらねばよがわたられぬ)
- 祭りの渡った後のよう(まつりのわたったあとのよう)
- 皆で渡れば怖くない(みんなでわたればこわくない)
- 世渡りの殺生は釈迦も許す(よわたりのせっしょうはしゃかもゆるす)
- 世を渡る(よをわたる)
- ルビコンを渡る(るびこんをわたる)
- 渡りに船(わたりにふね)
- 渡る世間に鬼はない(わたるせけんにおにはない)
「身」を含むことわざ
- 垢も身のうち(あかもみのうち)
- 悪事、身にかえる(あくじ、みにかえる)
- 悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)
- 明日は我が身(あすはわがみ)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 生き身は死に身(いきみはしにみ)
- 一朝の怒りにその身を忘る(いっちょうのいかりにそのみをわする)
- 憂き身をやつす(うきみをやつす)
- 易者、身の上知らず(えきしゃ、みのうえしらず)
- 大男総身に知恵が回りかね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)
- 女三人あれば身代が潰れる(おんなさんにんあればしんだいがつぶれる)
- 陰陽師、身の上知らず(おんようじ、みのうえしらず)
- 稼げば身立つ(かせげばみたつ)
- 肩身が狭い(かたみがせまい)
- 肩身が広い(かたみがひろい)
- 悲しい時は身一つ(かなしいときはみひとつ)
- 神ならぬ身(かみならぬみ)
- 皮引けば身が痛い(かわひけばみがいたい)
- 皮引けば身が付く(かわひけばみがつく)
- 堪忍は身の宝(かんにんはみのたから)
- 昨日は人の身、今日は我が身(きのうはひとのみ、きょうはわがみ)
- 気の毒は身の毒(きのどくはみのどく)
- 君を思うも身を思う(きみをおもうもみをおもう)
- 今日あって明日ない身(きょうあってあすないみ)
- 今日は人の上、明日は我が身の上(きょうはひとのうえ、あすはわがみのうえ)
- 今日は人の身、明日は我が身(きょうはひとのみ、あすはわがみ)
- 臭いもの身知らず(くさいものみしらず)
- 薬は身の毒(くすりはみのどく)
- 健全なる精神は健全なる身体に宿る(けんぜんなるせいしんはけんぜんなるしんたいにやどる)
「過」を含むことわざ
- 過ちて改めざる是を過ちと謂う(あやまちてあらためざるこれをあやまちという)
- 過ちては改むるに憚ること勿れ(あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ)
- 過ちては則ち改むるに憚ること勿れ(あやまちてはすなわちあらたむるにはばかることなかれ)
- 過ちの功名(あやまちのこうみょう)
- 過ちは好む所にあり(あやまちはこのむところにあり)
- 過ちは人の常、許すは神の業(あやまちはひとのつね、ゆるすはかみのわざ)
- 過ちを改めざる是を過ちと謂う(あやまちをあらためざるこれをあやまちという)
- 過ちを文る(あやまちをかざる)
- 過ちを観て斯に仁を知る(あやまちをみてここにじんをしる)
- 過ちを観て仁を知る(あやまちをみてじんをしる)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 一朝の怒りに一生を過つ(いっちょうのいかりにいっしょうをあやまつ)
- 命に過ぎたる宝なし(いのちにすぎたるたからなし)
- 思い半ばに過ぎる(おもいなかばにすぎる)
- 思い半ばに過ぐ(おもいなかばにすぐ)
- 薬も過ぎれば毒となる(くすりもすぎればどくとなる)
- 口が過ぎる(くちがすぎる)
- 君子の過ちは日月の食のごとし(くんしのあやまちはじつげつのしょくのごとし)
- 喧嘩過ぎての空威張り(けんかすぎてのからいばり)
- 喧嘩過ぎての棒乳切り(けんかすぎてのぼうちぎり)
- 喧嘩過ぎての向こう鉢巻(けんかすぎてのむこうはちまき)
- 言葉が過ぎる(ことばがすぎる)
- 子に過ぎたる宝なし(こにすぎたるたからなし)
- 四十過ぎての道楽と七つ下がって降る雨は止みそうで止まぬ(しじゅうすぎてのどうらくとななつさがってふるあめはやみそうでやまぬ)
- 駟の隙を過ぐるが若し(しのげきをすぐるがごとし)
- 小人の過つや必ず文る(しょうじんのあやまつやかならずかざる)
- 信心過ぎて極楽を通り越す(しんじんすぎてごくらくをとおりこす)
- 過ぎたるは猶及ばざるが如し(すぎたるはなおおよばざるがごとし)
- 千軒あれば共過ぎ(せんげんあればともすぎ)
- 大功を論ずる者は小過を録せず(たいこうをろんずるものはしょうかをろくせず)