上手な嘘より下手な実意

ことわざ「上手な嘘より下手な実意」の意味・読み方・異形などを解説します。

言葉上手な嘘より下手な実意
読み方じょうずなうそよりへたなじつい
意味口先がうまく、調子よく取りつくろった言葉や振る舞いよりも、ぎこちなく不慣れであっても、まごころの伴った言葉や振る舞いのほうが、ずっと値打ちが高い、ということ。
「上手」は物事を手ぎわよくこなすこと、「下手」はその反対で、やり方がうまくないこと。「実意」は、見せかけでない本当の思いやり、誠実な気持ち。句に出てくる「嘘」は、本心を伴わずに見かけだけを整えた言動のたとえ。出来ばえのよさより、そこに誠意があるかどうかを重く見る句である。
「上手な偽りより下手な誠」とも言い、同じ趣旨の句として、中国の古典から出た巧詐は拙誠に如かずや、四字熟語の巧偽拙誠が知られる。
例文あいさつの言葉は何度もつかえたが、地元の人々のために働きたいという新人の熱意は会場の全員に伝わり、上手な嘘より下手な実意だと拍手が起こった。
異形 上手な偽りより下手な誠(じょうずないつわりよりへたなまこと)
場面嘘・偽り / 正直 / 下手
使用漢字上 / 手 / 嘘 / 下 / 実 / 意 / 偽 / 誠

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