見ての極楽、住んでの地獄とは
見ての極楽、住んでの地獄
みてのごくらく、すんでのじごく
言葉 | 見ての極楽、住んでの地獄 |
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読み方 | みてのごくらく、すんでのじごく |
意味 | 外から見るのと、実際に体験するのでは大違いであることのたとえ。
はたから見ると極楽のように見えるが、実際に住んでみるとまるで地獄のようだとの意から。 「見ては極楽住んでは地獄」ともいう。 |
異形 | 見ては極楽、住んでは地獄(みてはごくらく、すんではじごく) |
類句 | 見ると聞くとは大違い(みるときくとはおおちがい) |
聞いてびっくり、見てびっくり(きいてびっくり、みてびっくり) | |
聞いて千金見て一文 | |
聞くと見るとは大違い(きくとみるとはおおちがい) | |
聞いて極楽、見て地獄(きいてごくらく、みてじごく) | |
使用語彙 | 極楽 / 地獄 |
使用漢字 | 見 / 極 / 楽 / 住 / 地 / 獄 |
「見」を含むことわざ
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 青菜は男に見せな(あおなはおとこにみせな)
- 青菜は男に見せるな(あおなはおとこにみせるな)
- 足下を見る(あしもとをみる)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 甘く見る(あまくみる)
- いい目を見る(いいめをみる)
- 戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)
「極」を含むことわざ
- あって地獄、なくて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 感極まる(かんきわまる)
- 歓楽極まりて哀情多し(かんらくきわまりてあいじょうおおし)
- 歓を極める(かんをきわめる)
- 聞いて極楽、見て地獄(きいてごくらく、みてじごく)
- 口を極めて(くちをきわめて)
- 位人臣を極める(くらいじんしんをきわめる)
- 極楽の入り口で念仏を売る(ごくらくのいりぐちでねんぶつをうる)
- 酒極って乱となる(さけきわまってらんとなる)
- 酸鼻を極める(さんびをきわめる)
「楽」を含むことわざ
- あって地獄、なくて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 親苦、子楽、孫乞食(おやく、こらく、まごこじき)
- 歓楽極まりて哀情多し(かんらくきわまりてあいじょうおおし)
- 楽屋裏を覗く(がくやうらをのぞく)
- 楽屋から火を出す(がくやからひをだす)
- 楽屋で声を嗄らす(がくやでこえをからす)
- 聞いて極楽、見て地獄(きいてごくらく、みてじごく)
- 曲肱の楽しみ(きょっこうのたのしみ)
- 苦あれば楽あり(くあればらくあり)
- 苦あれば楽あり、楽あれば苦あり(くあればらくあり、らくあればくあり)
「住」を含むことわざ
- 居住まいを正す(いずまいをただす)
- 鬼が住むか蛇が住むか(おにがすむかじゃがすむか)
- 地獄も住み処(じごくもすみか)
- 住むばかりの名所(すむばかりのめいしょ)
- 住めば都(すめばみやこ)
- 終の住処(ついのすみか)
- 一つ屋根の下に住む(ひとつやねのしたにすむ)
「地」を含むことわざ
- 足が地に付かない(あしがちにつかない)
- 足が地に着かない(あしがちにつかない)
- あって地獄、なくて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 雨降って地固まる(あめふってじかたまる)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 意気地がない(いくじがない)
- 石亀の地団駄(いしがめのじだんだ)
- 石亀も地団駄(いしがめもじだんだ)
- 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
- 意地が汚い(いじがきたない)