貪欲は必ず身を食うとは
貪欲は必ず身を食う
どんよくはかならずみをくう
言葉 | 貪欲は必ず身を食う |
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読み方 | どんよくはかならずみをくう |
意味 | 強すぎる欲望は身を滅ぼすという戒め。 |
使用語彙 | 貪欲 / 必ず / 身 / 食う |
使用漢字 | 貪 / 欲 / 必 / 身 / 食 |
「貪」を含むことわざ
- 惰眠を貪る(だみんをむさぼる)
- 貪欲は必ず身を食う(どんよくはかならずみをくう)
「欲」を含むことわざ
- 己の欲する所を人に施せ(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
- 己の欲せざる所は人に施すこと勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ)
- 己の欲せざる所は人に施す勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ)
- 親の欲目(おやのよくめ)
- 樹静かならんと欲すれども風止まず(きしずかならんとほっすれどもかぜやまず)
- 心の欲する所に従えども矩を踰えず(こころのほっするところにしたがえどものりをこえず)
- 後生大事や金欲しや死んでも命のあるように(ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように)
- 山雨来らんと欲して風楼に満つ(さんうきたらんとほっしてかぜろうにみつ)
- 将を射んと欲すれば先ず馬を射よ(しょうをいんとほっすればまずうまをいよ)
- 信心も欲から(しんじんもよくから)
- それにつけても金の欲しさよ(それにつけてもかねのほしさよ)
- 大欲は無欲に似たり(たいよくはむよくににたり)
- 胆は大ならんことを欲し、心は小ならんことを欲す(たんはだいならんことをほっし、こころはしょうならんことをほっす)
- 忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず(ちゅうならんとほっすればこうならず、こうならんとほっすればちゅうならず)
- 人に勝たんと欲する者は必ず先ず自ら勝つ(ひとにかたんとほっするものはかならずまずみずからかつ)
- 非力十倍、欲力五倍(ひりきじゅうばい、よくりきごばい)
- 惚れた欲目(ほれたよくめ)
- 欲が深い(よくがふかい)
- 欲と相談(よくとそうだん)
- 欲と二人連れ(よくとふたりづれ)
- 欲と道連れ(よくとみちづれ)
- 欲に頂なし(よくにいただきなし)
- 欲には目見えず(よくにはめみえず)
- 欲に目が眩む(よくにめがくらむ)
- 欲に目が無い(よくにめがない)
- 欲に欲がつく(よくによくがつく)
- 欲の熊鷹、股裂くる(よくのくまたか、またさくる)
- 欲の世の中(よくのよのなか)
- 欲は身を失う(よくはみをうしなう)
「必」を含むことわざ
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 陰徳あれば必ず陽報あり(いんとくあればかならずようほうあり)
- 三人行えば必ずわが師あり(さんにんおこなえばかならずわがしあり)
- 生者必滅、会者定離(しょうじゃひつめつ、えしゃじょうり)
- 小人の過つや必ず文る(しょうじんのあやまつやかならずかざる)
- 末大なれば必ず折る(すえだいなればかならずおる)
- 生ある者は必ず死あり(せいあるものはかならずしあり)
- 積悪の家には必ず余殃あり(せきあくのいえにはかならずよおうあり)
- 積善の家には必ず余慶あり(せきぜんのいえにはかならずよけいあり)
- 遠き慮りなき者は必ず近き憂えあり(とおきおもんぱかりなきものはかならずちかきうれえあり)
- 遠きに行くは必ず近きよりす(とおきにゆくはかならずちかきよりす)
- 徳孤ならず必ず隣あり(とくこならずかならずとなりあり)
- 徳は孤ならず必ず隣あり(とくはこならずかならずとなりあり)
- 始めあるものは必ず終わりあり(はじめあるものはかならずおわりあり)
- 犯罪の陰に必ず女あり(はんざいのかげにかならずおんなあり)
- 必要の前に法律なし(ひつようのまえにほうりつなし)
- 必要は発明の母(ひつようははつめいのはは)
- 人に勝たんと欲する者は必ず先ず自ら勝つ(ひとにかたんとほっするものはかならずまずみずからかつ)
- 降れば必ず土砂降り(ふればかならずどしゃぶり)
「身」を含むことわざ
- 垢も身のうち(あかもみのうち)
- 悪事、身にかえる(あくじ、みにかえる)
- 悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)
- 明日は我が身(あすはわがみ)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 生き身は死に身(いきみはしにみ)
- 一朝の怒りにその身を忘る(いっちょうのいかりにそのみをわする)
- 憂き身をやつす(うきみをやつす)
- 易者、身の上知らず(えきしゃ、みのうえしらず)
- 大男総身に知恵が回りかね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)
- 女三人あれば身代が潰れる(おんなさんにんあればしんだいがつぶれる)
- 陰陽師、身の上知らず(おんようじ、みのうえしらず)
- 稼げば身立つ(かせげばみたつ)
- 肩身が狭い(かたみがせまい)
- 肩身が広い(かたみがひろい)
- 悲しい時は身一つ(かなしいときはみひとつ)
- 神ならぬ身(かみならぬみ)
- 皮引けば身が痛い(かわひけばみがいたい)
- 皮引けば身が付く(かわひけばみがつく)
- 堪忍は身の宝(かんにんはみのたから)
- 昨日は人の身、今日は我が身(きのうはひとのみ、きょうはわがみ)
- 気の毒は身の毒(きのどくはみのどく)
- 君を思うも身を思う(きみをおもうもみをおもう)
- 今日あって明日ない身(きょうあってあすないみ)
- 今日は人の上、明日は我が身の上(きょうはひとのうえ、あすはわがみのうえ)
- 今日は人の身、明日は我が身(きょうはひとのみ、あすはわがみ)
- 臭いもの身知らず(くさいものみしらず)
- 薬は身の毒(くすりはみのどく)
- 健全なる精神は健全なる身体に宿る(けんぜんなるせいしんはけんぜんなるしんたいにやどる)
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 足留めを食う(あしどめをくう)
- 足止めを食らう(あしどめをくらう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 阿保の大食い(あほのおおぐい)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 泡を食う(あわをくう)
- 鮟鱇の待ち食い(あんこうのまちぐい)
- Rの字のない月に牡蠣を食べるな(あーるのじのないつきにかきをたべるな)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 一箪の食、一瓢の飲(いったんのし、いっぴょうのいん)
- 一杯食う(いっぱいくう)
- 一杯食らう(いっぱいくらう)
- 一杯食わされる(いっぱいくわされる)
- 一杯食わす(いっぱいくわす)
- 犬骨折って鷹の餌食(いぬほねおってたかのえじき)
- 犬も食わない(いぬもくわない)
- 色気より食い気(いろけよりくいけ)
- 憂いも辛いも食うての上(ういもつらいもくうてのうえ)
- 飢えたる時は食を択ばず(うえたるときはしょくをえらばず)
- 飢えては食を択ばず(うえてはしょくをえらばず)
- 牛を食らうの気(うしをくらうのき)
- うっちゃりを食う(うっちゃりをくう)
- 旨い物食わす人に油断すな(うまいものくわすひとにゆだんすな)