屁と火事は元から騒ぐとは
屁と火事は元から騒ぐ
へとかじはもとからさわぐ
言葉 | 屁と火事は元から騒ぐ |
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読み方 | へとかじはもとからさわぐ |
意味 | 張本人が一番最初に騒ぎ出すことが多いということのたとえ。
おならをした本人が真っ先に臭いと騒ぎ出し、火元の家の人が最初に火事だと騒ぎ出すとの意から。 |
類句 | 言い出しこき出し笑い出し(いいだしこきだしわらいだし) |
放り出しの嗅ぎ出し(ひりだしのかぎだし) | |
使用語彙 | 屁 / 火事 / 騒ぐ |
使用漢字 | 屁 / 火 / 事 / 元 / 騒 |
「屁」を含むことわざ
- 鼬の最後っ屁(いたちのさいごっぺ)
- 河童の屁(かっぱのへ)
- 沈香も焚かず、屁もひらず(じんこうもたかず、へもひらず)
- 百日の説法、屁一つ(ひゃくにちのせっぽう、へひとつ)
- 屁とも思わない(へともおもわない)
- 屁の河童(へのかっぱ)
- 屁を放って尻窄める(へをひってしりすぼめる)
「火」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足元に火が付く(あしもとにひがつく)
- 熱火子にかく(あつびこにかく)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 油紙に火が付いたよう(あぶらがみにひがついたよう)
- 油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)
- 油紙へ火の付いたよう(あぶらがみへひのついたよう)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
「事」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
- 悪事、身にかえる(あくじ、みにかえる)
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 明日の事は明日案じよ(あすのことはあすあんじよ)
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- 当て事と畚褌は先から外れる(あてことともっこふんどしはさきからはずれる)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 当て事は向こうから外れる(あてごとはむこうからはずれる)
「元」を含むことわざ
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 足元から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足元に付け込む(あしもとにつけこむ)
- 足元に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足元にも及ばない(あしもとにもおよばない)
- 足元の明るいうち(あしもとのあかるいうち)
- 足元へも寄り付けない(あしもとへもよりつけない)
- 足元を固める(あしもとをかためる)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり(いちじつのけいはあしたにあり、いちねんのけいはがんたんにあり)