名を捨てて実を取るとは
名を捨てて実を取る
なをすててじつをとる
言葉 | 名を捨てて実を取る |
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読み方 | なをすててじつをとる |
意味 | 名誉や名声などの体裁にこだわらず、実際の利益や内容を選ぶこと。
単に「実を取る」ともいう。 |
異形 | 実を取る(じつをとる) |
類句 | 花より団子(はなよりだんご) |
使用語彙 | 取る |
使用漢字 | 名 / 捨 / 実 / 取 |
「名」を含むことわざ
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 過ちの功名(あやまちのこうみょう)
- 言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
- 浮き名を流す(うきなをながす)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 瓜の皮は大名に剥かせよ、柿の皮は乞食に剥かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 汚名を雪ぐ(おめいをすすぐ)
- 汚名を雪ぐ(おめいをそそぐ)
- 歌人は居ながらにして名所を知る(かじんはいながらにしてめいしょをしる)
- 勝ち名乗りを上げる(かちなのりをあげる)
- 嫌いは知らぬの唐名(きらいはしらぬのからな)
- 怪我の功名(けがのこうみょう)
- 結構は阿呆の唐名(けっこうはあほうのからな)
- 功成り名遂げて身退くは天の道なり(こうなりなとげてみしりぞくはてんのみちなり)
- 功成り名を遂げる(こうなりなをとげる)
- 功名を竹帛に垂る(こうみょうをちくはくにたる)
- 正直は阿呆の異名(しょうじきはあほうのいみょう)
- 好かぬは得せぬの唐名(すかぬはえせぬのからな)
- 住むばかりの名所(すむばかりのめいしょ)
- その手は桑名の焼き蛤(そのてはくわなのやきはまぐり)
- 唐紙、唐紙、仮名で書け(とうし、からかみ、かなでかけ)
- 得を取るより名を取れ(とくをとるよりなをとれ)
- 虎は死して皮を留め、人は死して名を留む(とらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをとどむ)
- 虎は死して皮を留め、人は死して名を残す(とらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをのこす)
- ない名は呼ばれず(ないなはよばれず)
- 名が売れる(ながうれる)
- 名が高い(ながたかい)
- 名が立つ(ながたつ)
- 名が通る(ながとおる)
「捨」を含むことわざ
- 聞いた事は聞き捨て(きいたことはききすて)
- 聞き捨てならない(ききずてならない)
- 小異を捨てて大同につく(しょういをすててだいどうにつく)
- 小を捨てて大に就く(しょうをすててだいにつく)
- 捨て石になる(すていしになる)
- 捨て子は世に出る(すてごはよにでる)
- 捨てたものではない(すてたものではない)
- 捨て物は拾い物(すてものはひろいもの)
- 捨てる神あれば助ける神あり(すてるかみあればたすけるかみあり)
- 捨てる神あれば拾う神あり(すてるかみあればひろうかみあり)
- 旅の恥は搔き捨て(たびのはじはかきすて)
- 短を捨てて長を取る(たんをすててちょうをとる)
- 裸馬の捨て鞭(はだかうまのすてむち)
- 坊主捨て置け医者大事(ぼうずすておけいしゃだいじ)
- 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ(みをすててこそうかぶせもあれ)
- 身を捨てる藪はない(みをすてるやぶはない)
- 世を捨てる(よをすてる)
「実」を含むことわざ
- 徒花に実は生らぬ(あだばなにみはならぬ)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一人虚を伝うれば万人実を伝う(いちにんきょをつたうればばんにんじつをつたう)
- 嘘から出た実(うそからでたまこと)
- 榎の実は生らば生れ木は椋の木(えのみはならばなれきはむくのき)
- 華を去り実に就く(かをさりじつにつく)
- 禁断の木の実(きんだんのこのみ)
- 死んで花実が咲くものか(しんではなみがさくものか)
- 事実は小説よりも奇なり(じじつはしょうせつよりもきなり)
- 実がある(じつがある)
- 実を挙げる(じつをあげる)
- 倉廩実ちて礼節を知る(そうりんみちてれいせつをしる)
- 名は実の賓(なはじつのひん)
- 人間は実が入れば仰向く、菩薩は実が入れば俯く(にんげんはみがいればあおむく、ぼさつはみがいればうつむく)
- 花多ければ実少なし(はなおおければみすくなし)
- 花も折らず実も取らず(はなもおらずみもとらず)
- 花も実もある(はなもみもある)
- 実の生る木は花から知れる(みのなるきははなからしれる)
- 実る稲田は頭垂る(みのるいなだはあたまたる)
- 実るほど頭の下がる稲穂かな(みのるほどあたまのさがるいなほかな)
- 実るほど頭を垂れる稲穂かな(みのるほどこうべをたれるいなほかな)
- 実を結ぶ(みをむすぶ)
- 実を結ぶ木は花より知らるる(みをむすぶきははなよりしらるる)
- 椋の木の下にて榎の実を拾う(むくのきのもとにてえのみをひろう)
- 夢は逆実(ゆめはさかまこと)
- 論に負けても実に勝つ(ろんにまけてもじつにかつ)
「取」を含むことわざ
- 足掻きが取れない(あがきがとれない)
- 挙げ足を取る(あげあしをとる)
- 揚げ足を取る(あげあしをとる)
- 足を取られる(あしをとられる)
- 当たりを取る(あたりをとる)
- 呆気に取られる(あっけにとられる)
- 虻蜂取らず(あぶはちとらず)
- 息を引き取る(いきをひきとる)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 一命を取り止める(いちめいをとりとめる)
- 一も取らず二も取らず(いちもとらずにもとらず)
- 一升の餅に五升の取り粉(いっしょうのもちにごしょうのとりこ)
- 一本取られる(いっぽんとられる)
- 一本取る(いっぽんとる)
- イニシアチブを取る(いにしあちぶをとる)
- 動きが取れない(うごきがとれない)
- 裏を取る(うらをとる)
- 猿猴が月を取る(えんこうがつきをとる)
- 大当たりを取る(おおあたりをとる)
- 大取りより小取り(おおどりよりこどり)
- 後れを取る(おくれをとる)
- 押っ取り刀で駆けつける(おっとりがたなでかけつける)
- 鬼に瘤を取られる(おににこぶをとられる)
- 鬼の首を取ったよう(おにのくびをとったよう)
- 音頭を取る(おんどをとる)
- 舵取りをする(かじとりをする)
- 舵を取る(かじをとる)
- 掠りを取る(かすりをとる)
- 角が取れる(かどがとれる)