錦を衣て夜行くが如しとは
錦を衣て夜行くが如し
にしきをきてよるゆくがごとし
| 言葉 | 錦を衣て夜行くが如し |
|---|---|
| 読み方 | にしきをきてよるゆくがごとし |
| 意味 | 暗い夜道を錦を着て歩いても誰にもわかってもらえないのと同じで、いくら出世しても故郷に帰らなければ人々に知ってもらうことはできないので、出世した甲斐がないということ。
「繍(しゅう)を衣て夜行くが如し」ともいう。 |
| 出典 | 『漢書』項羽 |
| 異形 | 錦を着て夜行くが如し(にしきをきてよるいくがごとし) |
| 繍を衣て夜行くが如し(しゅうをきてよるゆくがごとし) | |
| 使用語彙 | 夜 / 行く / 如し |
| 使用漢字 | 錦 / 衣 / 夜 / 行 / 如 / 着 / 繍 |
「錦」を含むことわざ
- 衣錦の栄(いきんのえい)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 親は木綿着る、子は錦着る(おやはもめんきる、こはにしききる)
- 昨日の襤褸、今日の錦(きのうのつづれ、きょうのにしき)
- 今日の襤褸、明日の錦(きょうのつづれ、あすのにしき)
- 錦上、花を添える(きんじょう、はなをそえる)
- 故郷へ錦を飾る(こきょうへにしきをかざる)
- 断錦(だんきん)
- 錦着ての奉公より襤褸着ての我が世(にしききてのほうこうよりつづれきてのわがよ)
- 錦の袋に糞を包む(にしきのふくろにふんをつつむ)
「衣」を含むことわざ
- 衣錦の栄(いきんのえい)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 衣鉢を継ぐ(いはつをつぐ)
- 衣鉢を伝う(いはつをつたう)
- 浮世は衣装七分(うきよはいしょうしちぶ)
- 衣紋を繕う(えもんをつくろう)
- 狼に衣(おおかみにころも)
- 奥歯に衣着せる(おくばにきぬきせる)
「夜」を含むことわざ
- 明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
- 明けない夜はない(あけないよるはない)
- 朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
- 朝の来ない夜はない(あさのこないよるはない)
- 雨夜の月(あまよのつき)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 暗夜の礫(あんやのつぶて)
- いつも月夜に米の飯(いつもつきよにこめのめし)
- 乙夜の覧(いつやのらん)
- 男心と秋の空は一夜に七度変わる(おとこごころとあきのそらはいちやにななたびかわる)
「行」を含むことわざ
- 悪事千里を行く(あくじせんりをいく)
- 畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
- 後へも先へも行かぬ(あとへもさきへもいかぬ)
- 好い線を行く(いいせんをいく)
- 言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 行き当たりばったり(いきあたりばったり)
- 行き掛けの駄賃(いきがけのだちん)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
- 裏の裏を行く(うらのうらをいく)
「如」を含むことわざ
- 油に水の混じる如し(あぶらにみずのまじるごとし)
- 雨、車軸の如し(あめ、しゃじくのごとし)
- 危うきこと虎の尾を踏むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)
- 危うきこと累卵の如し(あやうきことるいらんのごとし)
- 蟻の甘きにつくが如し(ありのあまきにつくがごとし)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 如何せん(いかんせん)
- 市に帰するが如し(いちにきするがごとし)
- 一見、旧の如し(いっけん、きゅうのごとし)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
「着」を含むことわざ
- 足が地に着かない(あしがちにつかない)
- 石に布団は着せられず(いしにふとんはきせられず)
- 烏帽子を着せる(えぼしをきせる)
- 狼が衣を着たよう(おおかみがころもをきたよう)
- 奥歯に衣着せる(おくばにきぬきせる)
- 親は木綿着る、子は錦着る(おやはもめんきる、こはにしききる)
- 恩に着せる(おんにきせる)
- 恩に着る(おんにきる)
- 替え着なしの晴れ着なし(かえぎなしのはれぎなし)
- 笠に着る(かさにきる)
「繍」を含むことわざ
- 繍を衣て昼行く(しゅうをきてひるゆく)
- 繍を衣て夜行くが如し(しゅうをきてよるゆくがごとし)
