文は遣りたし書く手は持たずとは
文は遣りたし書く手は持たず
ふみはやりたしかくてはもたず
言葉 | 文は遣りたし書く手は持たず |
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読み方 | ふみはやりたしかくてはもたず |
意味 | 恋文を書いて送りたいが文字が書けない、また代筆を頼むのも恥ずかしいと思い悩む心情をいう言葉。
「文は遣りたし書く手は持たぬ」ともいう。 |
異形 | 文は遣りたし書く手は持たぬ(ふみはやりたしかくてはもたぬ) |
場面用途 | 恋愛 |
使用語彙 | 書く |
使用漢字 | 文 / 遣 / 書 / 手 / 持 |
「文」を含むことわざ
- 朝起きは三文の徳(あさおきはさんもんのとく)
- 過ちを文る(あやまちをかざる)
- 急ぎの文は静かに書け(いそぎのふみはしずかにかけ)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
- 一文にもならない(いちもんにもならない)
- 一文の得にもならない(いちもんのとくにもならない)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
- 聞いた百文より見た一文(きいたひゃくもんよりみたいちもん)
- 三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)
- 小人の過つや必ず文る(しょうじんのあやまつやかならずかざる)
「遣」を含むことわざ
- 大遣いより小遣い(おおづかいよりこづかい)
- 気を遣う(きをつかう)
- 出遣いより小遣い(でづかいよりこづかい)
- なけなしの無駄遣い(なけなしのむだづかい)
- 下手の長糸遣い(へたのながいとづかい)
- 目を遣る(めをやる)
- 遣らずの雨(やらずのあめ)
「書」を含むことわざ
- 頭搔くか字を書くか(あたまかくかじをかくか)
- 急ぎの文は静かに書け(いそぎのふみはしずかにかけ)
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 書いた物が物を言う(かいたものがものをいう)
- 顔に書いてある(かおにかいてある)
- 家書万金に抵る(かしょばんきんにあたる)
- 雁書(がんしょ)
- 効能書きの読めぬ所に効能あり(こうのうがきのよめぬところにこうのうあり)
- 尽く書を信ずれば書なきに如かず(ことごとくしょをしんずればしょなきにしかず)
- 尽く書を信ずれば則ち書無きに如かず(ことごとくしょをしんずればすなわちしょなきにしかず)
「手」を含むことわざ
- 相手変われど手前変わらず(あいてかわれどてまえかわらず)
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 相手にとって不足はない(あいてにとってふそくはない)
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 相手のない喧嘩はできぬ(あいてのないけんかはできぬ)
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 合いの手を入れる(あいのてをいれる)
- 赤子の手をねじる(あかごのてをねじる)
- 赤子の手を捩じるよう(あかごのてをねじるよう)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)