味噌に入れた塩は他所へは行かぬとは
味噌に入れた塩は他所へは行かぬ
みそにいれたしおはよそへはいかぬ
言葉 | 味噌に入れた塩は他所へは行かぬ |
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読み方 | みそにいれたしおはよそへはいかぬ |
意味 | 他人に尽くすことは、一見無駄のように見えても、結局は自分のためになるということ。
味噌に入れた塩は、混じって見えなくなるが、味噌の味を調えるための役に立っているとの意から。 |
使用語彙 | 塩 / 他所 |
使用漢字 | 味 / 噌 / 入 / 塩 / 他 / 所 / 行 |
「味」を含むことわざ
- 逢い戻りは鴨の味(あいもどりはかものあじ)
- 味なことをやる(あじなことをやる)
- 味も素っ気もない(あじもそっけもない)
- 味を占める(あじをしめる)
- 味をやる(あじをやる)
- 後味が悪い(あとあじがわるい)
- いい気味(いいきみ)
- 医者と味噌は古いほどよい(いしゃとみそはふるいほどよい)
- いとこ同士は鴨の味(いとこどうしはかものあじ)
- 薄気味が悪い(うすきみがわるい)
- 薄気味悪い(うすきみわるい)
- 縁は異なもの、味なもの(えんはいなもの、あじなもの)
- 気味がいい(きみがいい)
- 気味が悪い(きみがわるい)
- 糞も味噌も一緒(くそもみそもいっしょ)
- 糞も味噌も一つ(くそもみそもひとつ)
- 食らえどもその味わいを知らず(くらえどもそのあじわいをしらず)
- 下駄と焼き味噌(げたとやきみそ)
- 小気味がいい(こきみがいい)
- 三味線を弾く(しゃみせんをひく)
- 敵に味方あり味方に敵あり(てきにみかたありみかたにてきあり)
- 手前味噌で塩が辛い(てまえみそでしおがからい)
- 手前味噌を並べる(てまえみそをならべる)
- 隣の糂汰味噌(となりのじんだみそ)
- 隣の貧乏鴨の味(となりのびんぼうかものあじ)
- 隣の貧乏雁の味(となりのびんぼうがんのあじ)
- 匂い松茸、味しめじ(においまつたけ、あじしめじ)
- 女房と味噌は古いほどよい(にょうぼうとみそはふるいほどよい)
- 糠味噌が腐る(ぬかみそがくさる)
- 糠味噌臭い(ぬかみそくさい)
「噌」を含むことわざ
- 医者と味噌は古いほどよい(いしゃとみそはふるいほどよい)
- 糞も味噌も一緒(くそもみそもいっしょ)
- 糞も味噌も一つ(くそもみそもひとつ)
- 下駄と焼き味噌(げたとやきみそ)
- 手前味噌で塩が辛い(てまえみそでしおがからい)
- 手前味噌を並べる(てまえみそをならべる)
- 隣の糂汰味噌(となりのじんだみそ)
- 女房と味噌は古いほどよい(にょうぼうとみそはふるいほどよい)
- 糠味噌が腐る(ぬかみそがくさる)
- 糠味噌臭い(ぬかみそくさい)
- 脳味噌を絞る(のうみそをしぼる)
- 味噌の味噌臭きは食われず(みそのみそくさきはくわれず)
- 味噌も糞も一緒(みそもくそもいっしょ)
- 味噌を擂る(みそをする)
- 味噌を付ける(みそをつける)
「入」を含むことわざ
- 合いの手を入れる(あいのてをいれる)
- 赤を入れる(あかをいれる)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 足を入れる(あしをいれる)
- 足を踏み入れる(あしをふみいれる)
- 頭に入れる(あたまにいれる)
- 新しき葡萄酒は新しき革袋に入れよ(あたらしきぶどうしゅはあたらしきかわぶくろにいれよ)
- 穴があったら入りたい(あながあったらはいりたい)
- 穴を掘って言い入れる(あなをほっていいいれる)
- 慌てる蟹は穴へ入れぬ(あわてるかにはあなへはいれぬ)
- 鋳型に入れたよう(いがたにいれたよう)
- 石を抱きて淵に入る(いしをいだきてふちにいる)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一札入れる(いっさついれる)
- 一札を入れる(いっさつをいれる)
- 一升徳利に二升は入らぬ(いっしょうどっくりににしょうははいらぬ)
- 一升入る壺(いっしょうはいるつぼ)
- 一升入る壺は一升(いっしょうはいるつぼはいっしょう)
- 一筆入れる(いっぴついれる)
- 入り鉄砲に出女(いりでっぽうにでおんな)
- 入り船あれば出船あり(いりふねあればでふねあり)
- 入り船に良い風出船に悪い(いりふねによいかぜでふねにわるい)
- 入るを量りて出ずるを為す(いるをはかりていずるをなす)
- 入れ替わり立ち替わり(いれかわりたちかわり)
- 有卦に入る(うけにいる)
- 恨み骨髄に入る(うらみこつずいにいる)
- 悦に入る(えつにいる)
- 笑壺に入る(えつぼにいる)
「塩」を含むことわざ
- 青菜に塩(あおなにしお)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 痛む上に塩を塗る(いたむうえにしおをぬる)
- 傷口に塩(きずぐちにしお)
- 塩辛を食おうとて水を飲む(しおからをくおうとてみずをのむ)
- 塩にて淵を埋む如し(しおにてふちをうずむごとし)
- 塩を売っても手を嘗めろ(しおをうってもてをなめろ)
- 塩を売れば手が鹹くなる(しおをうればてがからくなる)
- 地の塩(ちのしお)
- 敵に塩を送る(てきにしおをおくる)
- 手塩に掛ける(てしおにかける)
- 手前味噌で塩が辛い(てまえみそでしおがからい)
- 蛞蝓に塩(なめくじにしお)
- 鼠が塩を嘗める(ねずみがしおをなめる)
- 鼠が塩を引く(ねずみがしおをひく)
「他」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一河の流れを汲むも他生の縁(いっかのながれをくむもたしょうのえん)
- 親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)
- 顧みて他を言う(かえりみてたをいう)
- 貸し借りは他人(かしかりはたにん)
- 兄弟は他人の始まり(きょうだいはたにんのはじまり)
- 金銭は他人(きんせんはたにん)
- 親は泣き寄り、他人は食い寄り(しんはなきより、たにんはくいより)
- 自他共に許す(じたともにゆるす)
- 袖すり合うも他生の縁(そですりあうもたしょうのえん)
- 袖振り合うも他生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)
- 袖触れ合うも他生の縁(そでふれあうもたしょうのえん)
- 他山の石(たざんのいし)
- 他事ながら(たじながら)
- 他人の疝気を頭痛に病む(たにんのせんきをずつうにやむ)
- 他人の空似(たにんのそらに)
- 他人の宝を数える(たにんのたからをかぞえる)
- 他人の念仏で極楽参り(たにんのねんぶつでごくらくまいり)
- 他人の正目(たにんのまさめ)
- 他人の飯には棘がある(たにんのめしにはとげがある)
- 他人の飯には骨がある(たにんのめしにはほねがある)
- 他人の飯は白い(たにんのめしはしろい)
- 他人の飯は強い(たにんのめしはつよい)
- 他人の飯を食う(たにんのめしをくう)
- 他人の別れ棒の端(たにんのわかれぼうのはし)
- 他人は食い寄り(たにんはくいより)
- 他人は時の花(たにんはときのはな)
- 他の追随を許さない(たのついずいをゆるさない)
- 他聞を憚る(たぶんをはばかる)
「所」を含むことわざ
- 余す所なく(あますところなく)
- 過ちは好む所にあり(あやまちはこのむところにあり)
- 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
- 痛い所をつく(いたいところをつく)
- 意のある所(いのあるところ)
- 柄のない所に柄をすげる(えのないところにえをすげる)
- 選ぶ所がない(えらぶところがない)
- 大所の犬になるとも小所の犬になるな(おおどころのいぬになるともこどころのいぬになるな)
- 己の欲する所を人に施せ(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
- 己の欲せざる所は人に施すこと勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ)
- 己の欲せざる所は人に施す勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ)
- 歌人は居ながらにして名所を知る(かじんはいながらにしてめいしょをしる)
- 痒い所に手が届く(かゆいところにてがとどく)
- 間然する所がない(かんぜんするところがない)
- 勘所を押さえる(かんどころをおさえる)
- 急所を衝く(きゅうしょをつく)
- 急所を握る(きゅうしょをにぎる)
- 口には関所がない(くちにはせきしょがない)
- 窪い所に水溜まる(くぼいところにみずたまる)
- 攻守所を変える(こうしゅところをかえる)
- 攻守所を異にする(こうしゅところをことにする)
- 効能書きの読めぬ所に効能あり(こうのうがきのよめぬところにこうのうあり)
- 心の欲する所に従えども矩を踰えず(こころのほっするところにしたがえどものりをこえず)
- 乞食も場所(こじきもばしょ)
- 妻子を置く所が故郷(さいしをおくところがこきょう)
- 尺も短き所あり、寸も長き所あり(しゃくもみじかきところあり、すんもながきところあり)
- 衆目の一致する所(しゅうもくのいっちするところ)
- 手足を措く所なし(しゅそくをおくところなし)
- 所帯を畳む(しょたいをたたむ)
- 所帯を持つ(しょたいをもつ)
「行」を含むことわざ
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
- 後へも先へも行かぬ(あとへもさきへもいかぬ)
- 好い線を行く(いいせんをいく)
- 言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 行き当たりばったり(いきあたりばったり)
- 行き掛けの駄賃(いきがけのだちん)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
- 往に跡へ行くとも死に跡へ行くな(いにあとへゆくともしにあとへゆくな)
- 裏の裏を行く(うらのうらをいく)
- 上手を行く(うわてをいく)
- 奥行きが無い(おくゆきがない)
- 火事と葬式に行けば勘当もゆりる(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
- 金は片行き(かねはかたいき)
- 烏の行水(からすのぎょうずい)
- 合点が行く(がってんがいく)
- 合点が行く(がてんがいく)
- 行間を読む(ぎょうかんをよむ)
- 雲行きが怪しい(くもゆきがあやしい)
- 供養より施行(くようよりせぎょう)
- 水母の行列(くらげのぎょうれつ)
- 愚者の百行より知者の居眠り(ぐしゃのひゃっこうよりちしゃのいねむり)
- 孝行のしたい時分に親はなし(こうこうのしたいじぶんにおやはなし)
- 孝行も子による(こうこうもこによる)
- 好事門を出でず、悪事千里を行く(こうじもんをいでず、あくじせんりをいく)
- 孝は百行の本(こうはひゃっこうのもと)
- 高慢は出世の行き止まり(こうまんはしゅっせのいきどまり)
- 子供叱るな来た道だもの年寄り笑うな行く道だもの(こどもしかるなきたみちだものとしよりわらうなゆくみちだもの)
- 小糠三合あったら婿に行くな(こぬかさんごうあったらむこにいくな)