遠きに行くは必ず近きよりす
「遠きに行くは必ず近きよりす」の意味・読み方・異形などを解説します。類句に「高きに登るには低きよりす」などがあります。
遠きに行くは必ず近きよりす
とおきにゆくはかならずちかきよりす
| 言葉 | 遠きに行くは必ず近きよりす |
|---|---|
| 読み方 | とおきにゆくはかならずちかきよりす |
| 意味 | どれほど先にある目標でも、始まりは必ず手の届く一歩にある。遠さばかりを見て身近な一歩を飛ばせば、そこから先へは進めない。 |
| 出典 | 『中庸』 |
| 異形 | 遠きに行くは必ず邇きよりす(とおきにゆくはかならずちかきよりす) |
| 場面 | 積み重ね / 戒めの言葉 / 物事の順序 |
| 類句 | 高きに登るには低きよりす(たかきにのぼるにはひくきよりす) |
| 千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから) | |
| ローマは一日にしてならず(ろーまはいちにちにしてならず) | |
| 使用語彙 | 行く / 必ず / より |
| 使用漢字 | 遠 / 行 / 必 / 近 / 邇 |
「遠」を含むことわざ
- 足が遠のく(あしがとおのく)
- 中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)
- 殷鑑遠からず(いんかんとおからず)
- 噂は遠くから(うわさはとおくから)
- 遠水、近火を救わず(えんすい、きんかをすくわず)
- 遠慮会釈もない(えんりょえしゃくもない)
- 遠慮なければ近憂あり(えんりょなければきんゆうあり)
- 遠慮は無沙汰(えんりょはぶさた)
- 遠慮ひだるし伊達寒し(えんりょひだるしだてさむし)
「行」を含むことわざ
- 悪事千里を行く(あくじせんりをいく)
- 畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
- 後へも先へも行かぬ(あとへもさきへもいかぬ)
- 好い線を行く(いいせんをいく)
- 言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 行き当たりばったり(いきあたりばったり)
- 行き掛けの駄賃(いきがけのだちん)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
- 裏の裏を行く(うらのうらをいく)
「必」を含むことわざ
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 陰徳あれば必ず陽報あり(いんとくあればかならずようほうあり)
- 三人行えば必ずわが師あり(さんにんおこなえばかならずわがしあり)
- 生者必滅、会者定離(しょうじゃひつめつ、えしゃじょうり)
- 小人の過つや必ず文る(しょうじんのあやまつやかならずかざる)
- 末大なれば必ず折る(すえだいなればかならずおる)
- 生ある者は必ず死あり(せいあるものはかならずしあり)
- 積悪の家には必ず余殃あり(せきあくのいえにはかならずよおうあり)
- 積善の家には必ず余慶あり(せきぜんのいえにはかならずよけいあり)
- 遠き慮りなき者は必ず近き憂えあり(とおきおもんぱかりなきものはかならずちかきうれえあり)
「近」を含むことわざ
- 遠水、近火を救わず(えんすい、きんかをすくわず)
- 遠慮なければ近憂あり(えんりょなければきんゆうあり)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 学問に近道なし(がくもんにちかみちなし)
- 学を好むは、知に近し(がくをこのむは、ちにちかし)
- 北に近ければ南に遠い(きたにちかければみなみにとおい)
- 君子、危うきに近寄らず(くんし、あやうきにちかよらず)
- 言近くして指遠し(げんちかくしてむねとおし)
- 剛毅朴訥、仁に近し(ごうきぼくとつ、じんにちかし)
- 剛毅木訥仁に近し(ごうきぼくとつじんにちかし)
「邇」を含むことわざ
- 遠きに行くは必ず邇きよりす(とおきにゆくはかならずちかきよりす)
- 道は邇きに在りて遠きに求む(みちはちかきにありてとおきにもとむ)
