寺から里へとは
寺から里へ
てらからさとへ
言葉 | 寺から里へ |
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読み方 | てらからさとへ |
意味 | 物事があべこべなことのたとえ。筋違いなことのたとえ。「里」は、檀家の意。檀家から寺へ供物を届けるのが当たり前なのに、寺から檀家へ物を贈るのは逆であることから。 |
類句 | 臼から杵(うすからきね) |
使用漢字 | 寺 / 里 |
「寺」を含むことわざ
- 一目山随徳寺(いちもくさんずいとくじ)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 随徳寺をきめる(ずいとくじをきめる)
- 尊い寺は門から知れる(たっといてらはもんからしれる)
- 敵は本能寺にあり(てきはほんのうじにあり)
- 寺から出れば坊主(てらからでればぼうず)
- 寺の隣に鬼が棲む(てらのとなりにおにがすむ)
- 尊い寺は門から(とうといてらはもんから)
- 尊い寺は門から見ゆる(とうといてらはもんからみゆる)
- 法あっての寺寺あっての法(ほうあってのてらてらあってのほう)
- 我が寺の仏尊し(わがてらのほとけとうとし)
「里」を含むことわざ
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 朝茶は七里帰っても飲め(あさちゃはしちりかえってものめ)
- 一時違えば三里の遅れ(いっときちがえばさんりのおくれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 縁あれば千里(えんあればせんり)
- お里が知れる(おさとがしれる)
- 門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 門松は冥途の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 好事門を出でず、悪事千里を行く(こうじもんをいでず、あくじせんりをいく)
- 酒屋へ三里、豆腐屋へ二里(さかやへさんり、とうふやへにり)
- 囁き千里(ささやきせんり)
- 里心が付く(さとごころがつく)
- 駿河の富士と一里塚(するがのふじといちりづか)
- 千里眼(せんりがん)
- 千里の馬は常にあれども伯楽は常にはあらず(せんりのうまはつねにあれどもはくらくはつねにはあらず)
- 千里の馬も蹴躓く(せんりのうまもけつまずく)
- 千里の馬も伯楽に会わず(せんりのうまもはくらくにあわず)
- 千里の行も足下より始まる(せんりのこうもそっかよりはじまる)
- 千里の堤も蟻の穴から(せんりのつつみもありのあなから)
- 千里の野に虎を放つ(せんりののにとらをはなつ)
- 千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから)
- 千里一跳ね(せんりひとはね)
- 大声は里耳に入らず(たいせいはりじにいらず)
- 籌策を帷幄の中に運らし、勝ちを千里の外に決す(ちゅうさくをいあくのなかにめぐらし、かちをせんりのほかにけっす)
- 虎は千里往って千里還る(とらはせんりいってせんりかえる)
- 虎は千里行って千里帰る(とらはせんりいってせんりかえる)
- 虎は千里の藪に栖む(とらはせんりのやぶにすむ)