「ど」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 66 件
「ど」から始まる故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
怒蛙に式す(どあにしょくす)
小さな勇気をも評価して礼をもって称えること。また、ほめることで人のやる気を引き出すこと。 春秋時代、越王が出征の途中、腹をふくらませて立ち向かう蛙を見て、「小さな勇気がある」と称え、車上から敬礼した。この話が国中に広まり、勇者たちが次々に名乗りを上げて集まったという故事から。
どういう風の吹き回しか(どういうかぜのふきまわしか)
普段あまり見られない出来事が起こったさま。
堂が歪んで経が読めぬ(どうがゆがんできょうがよめぬ)
自分の怠慢や落ち度を棚に上げ、失敗を責任転嫁することのたとえ。また、理屈ばかりこねて実行が伴わないことのたとえ。仏堂が歪んで座りにくいから上手に経が読めないと、僧が言い訳する意から。
同気相求む(どうきあいもとむ)
気の合う者同士は、自然と寄り集まるということ。 「同気」は同じ気質のこと。
どうした風の吹き回し(どうしたかぜのふきまわし)
思いがけない人の来訪など意外なことが起こるようす。
銅臭(どうしゅう)
金銭にとりつかれた人。金銭で立身出世した人をそしることば。
同舟相救う(どうしゅうあいすくう)
仲が悪い者同士や見知らぬ者同士でも、いざという時は助け合うことのたとえ。 同じ舟に乗り合わせた人々は、舟が沈みそうな時は力を合わせて助け合うとの意から。
同日の論にあらず(どうじつのろんにあらず)
一方を持ち出して他方と並べること自体が、そもそも見当違いになる。ものさしを当てても目盛りが届かないほど離れた二つをいう。
同じて和せず(どうじてわせず)
すぐれた人物は、人と仲良くするが自主性を失わずむやみに同調しない。つまらぬ人間は、すぐに同調し自主性を欠いているということ。
堂に入る(どうにいる)
学問や技芸がすっかり身についているようす。
堂に升りて室に入らず(どうにのぼりてしつにいらず)
学問や芸がかなりの水準に達しているが、まだ奥義をきわめるまでには達していないということ。 「堂」は表座敷、「室」は奥の間のこと。 表座敷に上がった程度で、まだ奥の間には入っていないとの意から。
同病相憐れむ(どうびょうあいあわれむ)
同じ苦しみを負う者どうしは、言わずとも通じ合い、慰め合うということ。 同じ病に臥せる者は、その辛さを身をもって知っているところからいう。
道理に向かう刃なし(どうりにむかうやいばなし)
どんな無法者でも道理に勝てないということ。
道理百遍、義理一遍(どうりひゃっぺん、ぎりいっぺん)
ものの道理を百回聞かせるよりも、たった一度、義理を尽くした行いを見せるほうが、人の心を動かすことができるということ。
道理を破る法はあれども法を破る道理なし(どうりをやぶるほうはあれどもほうをやぶるどうりなし)
いかに正しい道理であっても法には勝てないということ。
同類相求む(どうるいあいもとむ)
同じたぐいの者同士は、自然に求め合って寄り集まるということ。
度が過ぎる(どがすぎる)
程度が許容される限度を越えていること。
度胸が据わる(どきょうがすわる)
何が起こっても動じない心が備わること。
度胸を据える(どきょうをすえる)
何事にも動じないと心に決める。覚悟を決める。
度肝を抜く(どぎもをぬく)
激しく驚かせること。
読書百遍、義、自ずから見る(どくしょひゃっぺん、ぎ、おのずからあらわる)
どんなに難しい本でも、繰り返し何度も読めば、自然に意味がわかってくるということ。 「読書百遍、意、自ずから通ず」ともいう。
独壇場(どくだんじょう)
自分だけが思い通りに活躍する場所。ひとり舞台。本来の言い方は「独擅場(どくせんじょう)」で、「擅」は、ほしいままの意。「擅(せん)」を「壇(だん)」と読み誤って生じた言葉。
毒にも薬にもならない(どくにもくすりにもならない)
害にもならないが役にも立たない、あってもなくてもいいもの、居ても居なくてもいい人のたとえ。
毒薬変じて薬となる(どくやくへんじてくすりとなる)
有害なものが一転して有益なものになることのたとえ。また、同じ物が使い方によって、毒にも薬にもなることのたとえ。 「毒薬変じて甘露となる」ともいう。
毒を仰ぐ(どくをあおぐ)
自らの意思で毒を一気に飲むこと。
毒を食らわば皿まで(どくをくらわばさらまで)
一度悪事に手を染めた以上、後戻りはできないので、徹底的に悪に徹しようとすることのたとえ。 どうせ毒を食べてしまったのならば、その皿までなめてしまおうとの意から。
毒を以て毒を制す(どくをもってどくをせいす)
悪を排除するのに、他の悪を使うことのたとえ。
どこで暮らすも一生(どこでくらすもいっしょう)
どんな所で暮らしても人の一生に変わりがないから、どうせなら楽しく暮らせる所に住みたいということ。
何処の馬の骨(どこのうまのほね)
出どころの知れない相手を身内に迎えるものかと、突き放していう。とりわけ縁組みの話で、生い立ちの見えないことを盾に難色を示す。
どこの烏も黒さは変わらぬ(どこのからすもくろさはかわらぬ)
土地を移れば何かが違うと期待しても、着いてみれば似た顔ぶれと似た有り様が待っている。器が替わっても中身までは替わらない。
