権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくるとは
権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる
ごんべえがたねまきゃからすがほじくる
言葉 | 権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる |
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読み方 | ごんべえがたねまきゃからすがほじくる |
意味 | 人が苦労してやったことを、あとからぶちこわすたとえ。また、無駄な骨折りのたとえ。「権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる、三度に一度は追わずばなるまい」という俗歌の歌詞から。 |
使用漢字 | 権 / 兵 / 衛 / 種 / 蒔 / 烏 |
「権」を含むことわざ
- 権輿(けんよ)
- 権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる(ごんべえがたねまきゃからすがほじくる)
- 名無しの権兵衛(ななしのごんべえ)
「兵」を含むことわざ
- 寇に兵を藉し、盗に糧を齎す(あだにへいをかし、とうにかてをもたらす)
- 寇に兵を藉し、盗に糧を齎す(あだにへいをかし、とうにりょうをもたらす)
- 知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ)
- 短兵急(たんぺいきゅう)
- 長崎ばってん、江戸べらぼう、神戸兵庫のなんぞいや、ついでに丹波のいも訛(ながさきばってん、えどべらぼう、こうべひょうごのなんぞいや、ついでにたんばのいもなまり)
- 名無しの権兵衛(ななしのごんべえ)
- 生兵法は大疵の基(なまびょうほうはおおきずのもと)
- 生兵法は大怪我の基(なまびょうほうはおおけがのもと)
- 敗軍の将は兵を語らず(はいぐんのしょうはへいをかたらず)
- 兵強ければ則ち滅ぶ(へいつよければすなわちほろぶ)
- 兵は詭道(へいはきどう)
- 兵は神速を貴ぶ(へいはしんそくをたっとぶ)
- 兵を挙げる(へいをあげる)
- 老兵は死なず、消え去るのみ(ろうへいはしなず、きえさるのみ)
「衛」を含むことわざ
- 権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる(ごんべえがたねまきゃからすがほじくる)
- 知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ)
- 名無しの権兵衛(ななしのごんべえ)
「種」を含むことわざ
- 商いは草の種(あきないはくさのたね)
- 命あっての物種(いのちあってのものだね)
- 嘘にも種が要る(うそにもたねがいる)
- 王侯将相寧んぞ種あらんや(おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや)
- 苦は楽の種(くはらくのたね)
- けちん坊の柿の種(けちんぼうのかきのたね)
- 下種の後思案(げすのあとじあん)
- 下種の後知恵(げすのあとぢえ)
- 下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の開けっ放し(げすのいっすん、のろまのさんずん、ばかのあけっぱなし)
- 下種の勘ぐり(げすのかんぐり)
- 下種の口に戸は立てられぬ(げすのくちにとはたてられぬ)
- 下種の逆恨み(げすのさかうらみ)
- 下種の謗り食い(げすのそしりぐい)
- 下種は槌で使え(げすはつちでつかえ)
- 癪の種(しゃくのたね)
- 商売は草の種(しょうばいはくさのたね)
- 吝ん坊の柿の種(しわんぼうのかきのたね)
- 頭痛の種(ずつうのたね)
- 種が割れる(たねがわれる)
- 種を明かす(たねをあかす)
- 種を蒔く(たねをまく)
- 種を宿す(たねをやどす)
- 長口上は欠伸の種(ながこうじょうはあくびのたね)
- 生業は草の種(なりわいはくさのたね)
- 夫婦喧嘩は貧乏の種蒔き(ふうふげんかはびんぼうのたねまき)
- 蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)
- 身過ぎは草の種(みすぎはくさのたね)
- 世渡りは草の種(よわたりはくさのたね)
- 楽は苦の種、苦は楽の種(らくはくのたね、くはらくのたね)
「蒔」を含むことわざ
- 権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる(ごんべえがたねまきゃからすがほじくる)
- 新規蒔き直し(しんきまきなおし)
- 種を蒔く(たねをまく)
- 夫婦喧嘩は貧乏の種蒔き(ふうふげんかはびんぼうのたねまき)
- 蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)
「烏」を含むことわざ
- 烏賊の甲より年の功(いかのこうよりとしのこう)
- 烏賊の甲より年の劫(いかのこうよりとしのこう)
- 今泣いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 今鳴いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 烏合の衆(うごうのしゅう)
- 烏鵲の智(うじゃくのち)
- 鵜の真似をする烏(うのまねをするからす)
- 鵜の真似をする烏水に溺れる(うのまねをするからすみずにおぼれる)
- 鵜の真似をする烏水を呑む(うのまねをするからすみずをのむ)
- 烏有に帰す(うゆうにきす)
- 烏鷺の争い(うろのあらそい)
- 烏帽子を着せる(えぼしをきせる)
- 屋烏の愛(おくうのあい)
- 烏が鵜の真似(からすがうのまね)
- 烏に反哺の孝あり(からすにはんぽのこうあり)
- 烏の頭の白くなるまで(からすのあたまのしろくなるまで)
- 烏の行水(からすのぎょうずい)
- 烏の雌雄(からすのしゆう)
- 烏の鳴かない日はあっても(からすのなかないひはあっても)
- 烏の濡れ羽色(からすのぬればいろ)
- 烏を鵜に使う(からすをうにつかう)
- 烏を鷺(からすをさぎ)
- 鷺と烏(さぎとからす)
- 鷺を烏(さぎをからす)
- 鷺を烏と言いくるめる(さぎをからすといいくるめる)
- 猿に烏帽子(さるにえぼし)
- 誰か烏の雌雄を知らんや(たれかからすのしゆうをしらんや)
- 月落ち烏啼いて霜天に満つ(つきおちからすないてしもてんにみつ)
- 亭主の好きな赤烏帽子(ていしゅのすきなあかえぼし)