血で血を洗うとは
血で血を洗う
ちでちをあらう
言葉 | 血で血を洗う |
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読み方 | ちでちをあらう |
意味 | 血縁関係にある者同士が血を流し合うような争いをすること。
また、暴力に対して暴力、悪事に対して悪事で争うことのたとえ。 「血を以て血を洗う」ともいう。 |
出典 | 『旧唐書』源林 |
異形 | 血を以て血を洗う(ちをもってちをあらう) |
類句 | 骨肉相食む(こつにくあいはむ) |
使用語彙 | 洗う |
使用漢字 | 血 / 洗 / 以 |
「血」を含むことわざ
- 頭に血が上る(あたまにちがのぼる)
- 生き血をしぼる(いきちをしぼる)
- 生き血を吸う(いきちをすう)
- 生き血をすする(いきちをすする)
- 血相を変える(けっそうをかえる)
- 血涙を絞る(けつるいをしぼる)
- 血路を開く(けつろをひらく)
- 膏血を絞る(こうけつをしぼる)
- 心血を注ぐ(しんけつをそそぐ)
- 血が通う(ちがかよう)
- 血が騒ぐ(ちがさわぐ)
- 血が滾る(ちがたぎる)
- 血が繋がる(ちがつながる)
- 血が上る(ちがのぼる)
- 血が引く(ちがひく)
- 血が沸く(ちがわく)
- 血筋は争えない(ちすじはあらそえない)
- 血と汗の結晶(ちとあせのけっしょう)
- 血となり肉となる(ちとなりにくとなる)
- 血に飢える(ちにうえる)
- 血の雨が降る(ちのあめがふる)
- 血の雨を降らす(ちのあめをふらす)
- 血の通った(ちのかよった)
- 血の気が失せる(ちのけがうせる)
- 血の気が多い(ちのけがおおい)
- 血の気が引く(ちのけがひく)
- 血の出るよう(ちのでるよう)
- 血の涙(ちのなみだ)
- 血の滲むよう(ちのにじむよう)
「洗」を含むことわざ
- 足を洗う(あしをあらう)
- 洗い髪にはおじ坊主が惚れる(あらいがみにはおじぼうずがほれる)
- 命の洗濯(いのちのせんたく)
- 芋を洗うよう(いもをあらうよう)
- 潁水に耳を洗う(えいすいにみみをあらう)
- 鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)
- 借り着より洗い着(かりぎよりあらいぎ)
- 心が洗われる(こころがあらわれる)
- 七十五日は金の手洗い(しちじゅうごにちはかねのてあらい)
- 擂り粉木で重箱洗う(すりこぎでじゅうばこあらう)
- 赤貧洗うが如し(せきひんあらうがごとし)
- 洗礼を受ける(せんれいをうける)
- 泥裡に土塊を洗う(でいりにどかいをあらう)
- 流れに耳を洗う(ながれにみみをあらう)
- 耳を洗う(みみをあらう)
- 雪の明日は裸虫の洗濯(ゆきのあしたははだかむしのせんたく)
- 連木で重箱を洗う(れんぎでじゅうばこをあらう)
「以」を含むことわざ
- 油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
- 佚を以って労を待つ(いつをもってろうをまつ)
- 夷を以て夷を制す(いをもっていをせいす)
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 己を以て人を量る(おのれをもってひとをはかる)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
- 管を以て大空を測る(くだをもっておおぞらをはかる)
- 管を以て天を窺う(くだをもっててんをうかがう)
- 薫は香を以て自ら焼く(くんはこうをもってみずからやく)
- コンマ以下(こんまいか)
- 升を以て石を量る(しょうをもってこくをはかる)
- 千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ(せんじょうのつつみもろうぎのあなをもってついゆ)
- 卵を以て石に投ず(たまごをもっていしにとうず)
- 天に口なし人を以て言わしむ(てんにくちなしひとをもっていわしむ)
- 蟷螂が斧を以て隆車に向かう(とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう)
- 徳を以て怨みに報ゆ(とくをもってうらみにむくゆ)
- 毒を以て毒を制す(どくをもってどくをせいす)
- 羊を以て牛に易う(ひつじをもってうしにかう)
- 人を以て鑑と為す(ひとをもってかがみとなす)
- 人を以て言を廃せず(ひとをもってげんをはいせず)
- 火を以て火を救う(ひをもってひをすくう)
- 暴を以て暴に易う(ぼうをもってぼうにかう)
- 以ての外(もってのほか)
- 以て瞑すべし(もってめいすべし)
- 養う所を以て其の養う所を害せず(やしなうところをもってそのやしなうところをがいせず)
- 類を以て集まる(るいをもってあつまる)
- 和を以て貴しとなす(わをもってとうとしとなす)