裸一貫とは
裸一貫
はだかいっかん
言葉 | 裸一貫 |
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読み方 | はだかいっかん |
意味 | 自分の体のほかには、資本となるものを持っていないこと。
「貫」は昔の貨幣の単位。銭一千文。 裸の身だけが唯一の資本との意から。 「腕一本」「褌一貫」ともいう。 |
異形 | 腕一本(うでいっぽん) |
褌一貫(ふんどしいっかん) | |
使用語彙 | 裸 / 一貫 / 一本 |
使用漢字 | 裸 / 一 / 貫 / 腕 / 本 / 褌 |
「裸」を含むことわざ
- 赤子を裸にしたよう(あかごをはだかにしたよう)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 男は裸百貫(おとこははだかひゃっかん)
- 上戸かわいや丸裸(じょうごかわいやまるはだか)
- 上戸めでたや丸裸(じょうごめでたやまるはだか)
- どこの鶏も裸足(どこのとりもはだし)
- 裸馬の捨て鞭(はだかうまのすてむち)
- 裸で道中はならぬ(はだかでどうちゅうはならぬ)
- 裸で物を落とした例なし(はだかでものをおとしたためしなし)
- 裸百貫(はだかひゃっかん)
- 雪の明日は裸虫の洗濯(ゆきのあしたははだかむしのせんたく)
- 柚の木に裸で登る(ゆずのきにはだかでのぼる)
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一応も二応も(いちおうもにおうも)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- 一か八か(いちかばちか)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 一から十まで(いちからじゅうまで)
- 一議に及ばず(いちぎにおよばず)
- 一工面、二働き(いちくめん、にはたらき)
- 一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 一言もない(いちごんもない)
- 一事が万事(いちじがばんじ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一日の計は晨にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり(いちじつのけいはあしたにあり、いちねんのけいはがんたんにあり)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 一日再び晨なり難し(いちじつふたたびあしたなりがたし)
- 一字の師(いちじのし)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 一段落つく(いちだんらくつく)
「貫」を含むことわざ
- 意地を貫く(いじをつらぬく)
- 男は裸百貫(おとこははだかひゃっかん)
- 堪忍の忍の字が百貫する(かんにんのにんのじがひゃっかんする)
- 思案の案の字が百貫する(しあんのあんのじがひゃっかんする)
- 千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさいっかい)
- 千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさひとがい)
- 肺腑を貫く(はうふをつらぬく)
- 裸百貫(はだかひゃっかん)
- 白虹日を貫く(はっこうひをつらぬく)
「腕」を含むことわざ
- 赤子の腕を捩じる(あかごのうでをねじる)
- 朝雨と女の腕捲り(あさあめとおんなのうでまくり)
- 腕が上がる(うでがあがる)
- 腕が利く(うでがきく)
- 腕が立つ(うでがたつ)
- 腕が鳴る(うでがなる)
- 腕に覚えがある(うでにおぼえがある)
- 腕に縒りを掛ける(うでによりをかける)
- 腕を拱く(うでをこまぬく)
- 腕を鳴らす(うでをならす)
- 腕を振るう(うでをふるう)
- 腕を揮う(うでをふるう)
- 腕を磨く(うでをみがく)
- 片腕を失う(かたうでをうしなう)
- 片腕をもがれたよう(かたうでをもがれたよう)
- 小男の腕立て(こおとこのうでたて)
- 四十肩に五十腕(しじゅうかたにごじゅううで)
- 手腕を振るう(しゅわんをふるう)
- 脛一本、腕一本(すねいっぽん、うでいっぽん)
- 似合わぬ僧の腕立て(にあわぬそうのうでたて)
- 俄雨と女の腕捲り(にわかあめとおんなのうでまくり)
- 暖簾に腕押し(のれんにうでおし)
- 痩せ腕にも骨(やせうでにもほね)
「本」を含むことわざ
- 商いは本にあり(あきないはもとにあり)
- 一本取られる(いっぽんとられる)
- 一本取る(いっぽんとる)
- 一本参る(いっぽんまいる)
- 一本槍(いっぽんやり)
- 孝は百行の本(こうはひゃっこうのもと)
- 五本の指に入る(ごほんのゆびにはいる)
- 酒飲み、本性違わず(さけのみ、ほんしょうたがわず)
- 酒は本心を現す(さけはほんしんをあらわす)
- 猿は人間に毛が三本足らぬ(さるはにんげんにけがさんぼんたらぬ)
- 上戸、本性違わず(じょうご、ほんしょうたがわず)
- 上手は下手の手本、下手は上手の手本(じょうずはへたのてほん、へたはじょうずのてほん)
- 末の露、本の雫(すえのつゆ、もとのしずく)
- 脛一本、腕一本(すねいっぽん、うでいっぽん)
- 敵は本能寺にあり(てきはほんのうじにあり)
- 生酔い、本性違わず(なまよい、ほんしょうたがわず)
- 根浅ければ則ち末短く、本傷るれば則ち枝枯る(ねあさければすなわちすえみじかく、もとやぶるればすなわちえだかる)
- 日の本は女ならでは夜が明けぬ(ひのもとはおんなならではよがあけぬ)
- 仏も本は凡夫なり(ほとけももとはぼんぷなり)
- 本卦還り(ほんけがえり)
- 本卦還りの三つ子(ほんけがえりのみつご)
- 本腰を入れる(ほんごしをいれる)
- 本音を吐く(ほんねをはく)
- 本丸から火を出す(ほんまるからひをだす)
- 本来無一物(ほんらいむいちもつ)
- 本木に勝る末木なし(もときにまさるうらきなし)