死屍に鞭打つとは
死屍に鞭打つ
ししにむちうつ
言葉 | 死屍に鞭打つ |
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読み方 | ししにむちうつ |
意味 | 死者を非難したり責めたてたりするたとえ。
中国春秋時代に楚の伍子胥が、父と兄を殺した平王の墓を掘り起こし、死体に鞭を打って恨みを晴らしたという故事から。 「屍に鞭打つ」「死者に鞭打つ」ともいう。 |
出典 | 『史記』伍子胥 |
異形 | 屍に鞭打つ(しかばねにむちうつ) |
死者に鞭打つ(ししゃにむちうつ) | |
使用語彙 | 死屍 / 屍 / 鞭打つ / 鞭 / 死者 |
使用漢字 | 死 / 屍 / 鞭 / 打 / 者 |
「死」を含むことわざ
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 生き身は死に身(いきみはしにみ)
- 生きるべきか死すべきかそれが問題だ(いきるべきかしすべきかそれがもんだいだ)
- 一度死ねば二度死なぬ(いちどしねばにどしなぬ)
- 往に跡へ行くとも死に跡へ行くな(いにあとへゆくともしにあとへゆくな)
- 運を待つは死を待つに等し(うんをまつはしをまつにひとし)
- 親が死んでも食休み(おやがしんでもしょくやすみ)
- 親が死んでも食休み(おやがしんでもじきやすみ)
- 泳ぎ上手は川で死ぬ(およぎじょうずはかわでしぬ)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
- 餓えて死ぬは一人、飲んで死ぬは千人(かつえてしぬはひとり、のんでしぬはせんにん)
- 君、辱めらるれば臣死す(きみ、はずかしめらるればしんしす)
- 九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)
- 狡兎死して走狗烹らる(こうとししてそうくにらる)
- 碁打ち親の死に目に会わぬ(ごうちおやのしにめにあわぬ)
- 後生大事や金欲しや死んでも命のあるように(ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように)
- 災難なら畳の上でも死ぬ(さいなんならたたみのうえでもしぬ)
- 去り跡へ行くとも死に跡へ行くな(さりあとへゆくともしにあとへゆくな)
- 死灰復燃ゆ(しかいまたもゆ)
- 死活に関わる(しかつにかかわる)
- 死しての千年より生きての一日(ししてのせんねんよりいきてのいちにち)
- 死して後、已む(ししてのち、やむ)
- 死児の齢を数える(しじのよわいをかぞえる)
- 死生、命あり(しせい、めいあり)
- 死せる孔明、生ける仲達を走らす(しせるこうめい、いけるちゅうたつをはしらす)
「屍」を含むことわざ
- 生ける屍(いけるしかばね)
- 屍に鞭打つ(しかばねにむちうつ)
- 死屍に鞭打つ(ししにむちうつ)
「鞭」を含むことわざ
- 愛の鞭(あいのむち)
- 飴と鞭(あめとむち)
- 駆け馬に鞭(かけうまにむち)
- 駆ける馬にも鞭(かけるうまにもむち)
- 先鞭を着ける(せんべんをつける)
- 駑馬に鞭打つ(どばにむちうつ)
- 走り馬にも鞭(はしりうまにもむち)
- 走る馬に鞭(はしるうまにむち)
- 裸馬の捨て鞭(はだかうまのすてむち)
- 鞭を惜しめば子供は駄目になる(むちをおしめばこどもはだめになる)
- 痩せ馬鞭を恐れず(やせうまむちをおそれず)
- 行く馬に鞭(ゆくうまにむち)
- 老骨に鞭打つ(ろうこつにむちうつ)
「打」を含むことわざ
- 相槌を打つ(あいづちをうつ)
- 頭打ちになる(あたまうちになる)
- 一席打つ(いっせきぶつ)
- 打たねば鳴らぬ(うたねばならぬ)
- 打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)
- 打って一丸となる(うっていちがんとなる)
- 打って出る(うってでる)
- 打つも撫でるも親の恩(うつもなでるもおやのおん)
- 打てば響く(うてばひびく)
- 追い打ちを掛ける(おいうちをかける)
- 尾羽打ち枯らす(おはうちからす)
- 楔を打ち込む(くさびをうちこむ)
- 草を打って蛇を驚かす(くさをうってへびをおどろかす)
- 心を打つ(こころをうつ)
- 碁打ち親の死に目に会わぬ(ごうちおやのしにめにあわぬ)
- 碁打ちに時なし(ごうちにときなし)
- 竿竹で星を打つ(さおだけでほしをうつ)
- 差し出る杭は打たれる(さしでるくいはうたれる)
- 舌鼓を打つ(したつづみをうつ)
- 舌鼓を打つ(したづつみをうつ)
- 芝居を打つ(しばいをうつ)
- 終止符を打つ(しゅうしふをうつ)
- 先手を打つ(せんてをうつ)
- 袖の下に回る子は打たれぬ(そでのしたにまわるこはうたれぬ)
- 太刀打ちができない(たちうちができない)
- 太刀打ちできない(たちうちできない)
- 地を打つ槌(ちをうつつち)
「者」を含むことわざ
- 青表紙を叩いた者にはかなわぬ(あおびょうしをたたいたものにはかなわぬ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 当たった者のふの悪さ(あたったもののふのわるさ)
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
- 医者と味噌は古いほどよい(いしゃとみそはふるいほどよい)
- 医者の薬も匙加減(いしゃのくすりもさじかげん)
- 医者の自脈効き目なし(いしゃのじみゃくききめなし)
- 医者の只今(いしゃのただいま)
- 医者の不養生(いしゃのふようじょう)
- 医者よ自らを癒せ(いしゃよみずからをいやせ)
- 一銭を笑う者は一銭に泣く(いっせんをわらうものはいっせんになく)
- 居ない者貧乏(いないものびんぼう)
- 色気と痔の気のない者はない(いろけとじのけのないものはない)
- 自惚れと瘡気のない者はない(うぬぼれとかさけのないものはない)
- 易者、身の上知らず(えきしゃ、みのうえしらず)
- えせ者の空笑い(えせもののそらわらい)
- お医者様でも有馬の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもありまのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- 起きて働く果報者(おきてはたらくかほうもの)
- 奢る者は心常に貧し(おごるものはこころつねにまずし)
- 落ち武者は薄の穂にも怖ず(おちむしゃはすすきのほにもおず)
- 己に如かざる者を友とするなかれ(おのれにしかざるものをともとするなかれ)
- 溺れる者は藁をも摑む(おぼれるものはわらをもつかむ)
- 愚か者に福あり(おろかものにふくあり)
- 女は己を説ぶ者のために容づくる(おんなはおのれをよろこぶもののためにかたちづくる)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)