千金を買う市あれど一文字を買う店なしとは
千金を買う市あれど一文字を買う店なし
せんきんをかういちあれどいちもんじをかうみせなし
言葉 | 千金を買う市あれど一文字を買う店なし |
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読み方 | せんきんをかういちあれどいちもんじをかうみせなし |
意味 | 文字を覚えるためには、自分で学ぶしかないというたとえ。
市場にはいろんな物が売っていて、高価な物も買うことができるが、文字だけは売っていないとの意から。 |
使用語彙 | 買う / 市 / 一文字 / 一文 / 文字 |
使用漢字 | 千 / 金 / 買 / 市 / 一 / 文 / 字 / 店 |
「千」を含むことわざ
- 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 朝起き千両(あさおきせんりょう)
- 朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
- 価千金(あたいせんきん)
- 値千金(あたいせんきん)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一髪、千鈞を引く(いっぱつ、せんきんをひく)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
- 海に千年山に千年(うみにせんねんやまにせんねん)
- 縁あれば千里(えんあればせんり)
- 円石を千仞の山に転ず(えんせきをせんじんのやまにてんず)
- 親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない(おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない)
- 霞に千鳥(かすみにちどり)
- 餓えて死ぬは一人、飲んで死ぬは千人(かつえてしぬはひとり、のんでしぬはせんにん)
- 愚者も千慮に一得有り(ぐしゃもせんりょにいっとくあり )
- 好事門を出でず、悪事千里を行く(こうじもんをいでず、あくじせんりをいく)
- 甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀(こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと)
- 小言八百愚痴千粒(こごとはっぴゃくぐちせんつぶ)
- 小姑一人は鬼千匹にむかう(こじゅうとひとりはおにせんびきにむかう)
- 囁き千里(ささやきせんり)
- 死しての千年より生きての一日(ししてのせんねんよりいきてのいちにち)
- 春宵一刻値千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)
- 雀の千声鶴の一声(すずめのせんこえつるのひとこえ)
- 千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさいっかい)
- 千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさひとがい)
「金」を含むことわざ
- 愛想づかしも金から起きる(あいそづかしもかねからおきる)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 価千金(あたいせんきん)
- 値千金(あたいせんきん)
- 阿弥陀の光も金次第(あみだのひかりもかねしだい)
- 有り金をはたく(ありがねをはたく)
- ありそうでないのが金(ありそうでないのがかね)
- 石部金吉鉄兜(いしべきんきちかなかぶと)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)
- 色男、金と力はなかりけり(いろおとこ、かねとちからはなかりけり)
- 鬼に金棒(おににかなぼう)
- 親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)
- 家書万金に抵る(かしょばんきんにあたる)
- 敵の前より借金の前(かたきのまえよりしゃっきんのまえ)
- 金釘流(かなくぎりゅう)
- 金鎖も引けば切れる(かなぐさりもひけばきれる)
- 金轡を嵌める(かなぐつわをはめる)
- 金縛りにあう(かなしばりにあう)
- 金縛りにあったよう(かなしばりにあったよう)
- 金槌の川流れ(かなづちのかわながれ)
- 金棒引き(かなぼうひき)
- 金棒引き(かなぼうひき)
- 金棒を引く(かなぼうをひく)
- 金請けするとも人請けするな(かねうけするともひとうけするな)
- 金があれば馬鹿も旦那(かねがあればばかもだんな)
- 金が言わせる旦那(かねがいわせるだんな)
- 金が唸る(かねがうなる)
- 金が敵(かねがかたき)
- 金が金を儲ける(かねがかねをもうける)
「買」を含むことわざ
- 青田買い(あおたがい)
- 怒りを買う(いかりをかう)
- 一笑を買う(いっしょうをかう)
- 馬も買わずに鞍買う(うまもかわずにくらかう)
- 恨みを買う(うらみをかう)
- 売られた喧嘩は買わねばならぬ(うられたけんかはかわねばならぬ)
- 売り言葉に買い言葉(うりことばにかいことば)
- 買うは貰うに勝る(かうはもらうにまさる)
- 買って出る(かってでる)
- 歓心を買う(かんしんをかう)
- 五両で帯買うて三両で絎ける(ごりょうでおびこうてさんりょうでくける)
- 酒買って尻切られる(さけかってしりきられる)
- 失笑を買う(しっしょうをかう)
- 死馬の骨を買う(しばのほねをかう)
- 児孫のために美田を買わず(じそんのためにびでんをかわず)
- 地続きは買うておけ(じつづきはこうておけ)
- 酢を買う(すをかう)
- 節季の風邪は買っても引け(せっきのかぜはかってもひけ)
- 高く買う(たかくかう)
- 飲む、打つ、買う(のむ、うつ、かう)
- 反感を買う(はんかんをかう)
- 一役買う(ひとやくかう)
- 顰蹙を買う(ひんしゅくをかう)
- 不興を買う(ふきょうをかう)
- 不評を買う(ふひょうをかう)
- 褒める人は買わぬ(ほめるひとはかわぬ)
- 安物買いの銭失い(やすものかいのぜにうしない)
- 若い時の苦労は買うてもせよ(わかいときのくろうはこうてもせよ)
- 若い時の辛労は買うてでもせよ(わかいときのしんろうはこうてでもせよ)
「市」を含むことわざ
- 市に帰するが如し(いちにきするがごとし)
- 市に虎あり(いちにとらあり)
- 市を成す(いちをなす)
- 三伝の市虎(さんでんのしこ)
- 三人、市虎を成す(さんにん、しこをなす)
- 市井の徒(しせいのと)
- 千金の子は市に死せず(せんきんのこはいちにしせず)
- 銭なしの市立ち(ぜになしのいちだち)
- 大隠は市に隠る(たいいんはいちにかくる)
- 門前市を成す(もんぜんいちをなす)
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一応も二応も(いちおうもにおうも)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- 一か八か(いちかばちか)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 一から十まで(いちからじゅうまで)
- 一議に及ばず(いちぎにおよばず)
- 一工面、二働き(いちくめん、にはたらき)
- 一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 一言もない(いちごんもない)
- 一事が万事(いちじがばんじ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一日の計は晨にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり(いちじつのけいはあしたにあり、いちねんのけいはがんたんにあり)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 一日再び晨なり難し(いちじつふたたびあしたなりがたし)
- 一字の師(いちじのし)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 一段落つく(いちだんらくつく)
「文」を含むことわざ
- 朝起きは三文の徳(あさおきはさんもんのとく)
- 過ちを文る(あやまちをかざる)
- 急ぎの文は静かに書け(いそぎのふみはしずかにかけ)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
- 一文にもならない(いちもんにもならない)
- 一文の得にもならない(いちもんのとくにもならない)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
- 聞いた百文より見た一文(きいたひゃくもんよりみたいちもん)
- 三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)
- 小人の過つや必ず文る(しょうじんのあやまつやかならずかざる)
- 証文が物を言う(しょうもんがものをいう)
- 証文の出し遅れ(しょうもんのだしおくれ)
- 注文を付ける(ちゅうもんをつける)
- 手書きあれども文書きなし(てかきあれどもふみかきなし)
- 早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく)
- 一人の文殊より三人のたくらだ(ひとりのもんじゅよりさんにんのたくらだ)
- 鐚一文(びたいちもん)
- 文は遣りたし書く手は持たず(ふみはやりたしかくてはもたず)
- 文は遣りたし書く手は持たぬ(ふみはやりたしかくてはもたぬ)
- 文は人なり(ぶんはひとなり)
- 文殊も知恵のこぼれ(もんじゅもちえのこぼれ)
「字」を含むことわざ
- 頭搔くか字を書くか(あたまかくかじをかくか)
- Rの字のない月に牡蠣を食べるな(あーるのじのないつきにかきをたべるな)
- 一字の師(いちじのし)
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 一丁字を知らず(いっていじをしらず)
- 一丁字を識らず(いっていじをしらず)
- 御の字(おんのじ)
- 川の字に寝る(かわのじにねる)
- 堪忍の忍の字が百貫する(かんにんのにんのじがひゃっかんする)
- 金字塔(きんじとう)
- 甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀(こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと)
- 思案の案の字が百貫する(しあんのあんのじがひゃっかんする)
- 人生、字を識るは憂患の始め(じんせい、じをしるはゆうかんのはじめ)
- 忍の一字は衆妙の門(にんのいちじはしゅうみょうのもん)
- 八の字を寄せる(はちのじをよせる)
- 額に八の字を寄せる(ひたいにはちのじをよせる)
- 目に一丁字なし(めにいっていじなし)
「店」を含むことわざ
- 大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)
- 千金を買う市あれど一文字を買う店なし(せんきんをかういちあれどいちもんじをかうみせなし)
- 店を閉める(みせをしめる)
- 店を畳む(みせをたたむ)
- 店を張る(みせをはる)